週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

"プチ移住"気分も味わえる

海外旅行は仲間とAirbnbでアパートを借りると、安くて楽しくて美味しい! その理由は

2024年06月05日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

※写真はイメージです

 皆さんは海外旅行での宿泊施設といえば、なにを思い浮かべますか? 多くの人は「ホテル」に泊まるでしょうし、節約旅なら見知らぬ複数人が相部屋で泊まるドミトリーを使う人もいると思います。なかにはテントを担いでキャンプというアウトドア派の旅人もいるかも。

 そして、今回紹介したいもうひとつの宿泊施設が、Airbnbなどで提供しているアパートメントタイプの「民泊」です。

民泊といえばAirbnb。筆者もよくアパートメントタイプに宿泊することがあります

Booking.comでも扱っており、検索フィルターを使ってアパートメントタイプだけをピックアップできます

 今回は民泊のオススメポイントや、実際に利用する際の注意点などをレポートしていきます。

「民泊」なら合宿のように楽しめる

 筆者がアパートメントタイプの「民泊」を利用するのは、ひとつの都市に1週間以上の長期滞在をする時。毎年2月下旬、モバイルイベントMWCの取材をするために訪れているスペイン・バルセロナでは、ASCIIの取材チーム数人と一緒に、現地で1週間ほど合宿的な滞在をしています。というのもアパートメントタイプの場合、一般的なホテルの部屋と違って、生活するための設備が揃っているからです。

バルセロナで宿泊したアパートメントのリビングルームです

 例えばキッチンまわり。一般的なホテルでは冷蔵庫があればいいほうですが、アパートメントタイプだと電子レンジやコンロがあります。また、フライパンなどの調理器具や、食器、カトラリーも用意されていて、自炊可能な部屋が多いのが特徴です。

アパートメントタイプのほとんどは、一般家庭と同じレベルのキッチン設備があります

 長期滞在ですと、毎食外食をしていてはかなりお金がかかってしまいます。洋の東西を問わず、レストランで食事をするよりも、現地のスーパーで食品を買うほうが断然お安い。もちろん自炊ばかりでは、せっかくの旅行が味気ないものになりますが、朝食を自炊するだけでも、旅のコストを抑えることができます。

バルセロナ取材期間中の3人分の朝ご飯。すべて現地調達したもの

 日本と同じように、海外のスーパーには惣菜や冷凍食品などのできあいの商品が売られているため、部屋の電子レンジであたためてお皿に盛り付けるだけでも、かなりの満足感が得られます。海外でスーパーに行っておかずを買っていると、プチ移住をしているような気分も味わえます。

キッチンがあるからといって、野菜や肉などを買ってきて本格的に料理をする必要はありませんが、現地の野菜を選んで食べるのも楽しい

 (次ページ:調味料はどうする?)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事