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CFカードをSASI/SCSIに変換してレトロPCのストレージに使う! 「変換番長V4」が登場

2024年06月01日 10時00分更新

 CFカードをレトロPCのHDDとして使用可能にする、SASI/SCSI変換アダプター「変換番長V4」がクラシックPC研究会から発売された。家電のケンちゃんにて、内蔵モデルが2万5300円、外付けモデルが3万800円で販売されている。

変換番長V4
変換番長V4

お亡くなりになったレトロPCのストレージを代替できる「変換番長」の新型が登場した

 HDDイメージファイル書き込んだCFカードを、SASI/SCSI HDDとしてX68000やPC-9801シリーズといったレトロPCに認識させるための変換基板(および外付けユニット)。ショップによれば「特にSASIに対応するタイプはかなり珍しい」とのことで、レトロPCマニアにとって重宝するであろうアイテムだ。

 2021年に廃版になった前作「変換番長PRO」に続く製品で、exFAT対応によりFAT32のオーバヘッドによる速度低下が解消されるなど、複数の改良が施されている。どのイメージファイルがアクセスされているか、リアルタイムで表示可能なステータスLEDも新たに実装された。

変換番長V4
変換番長V4

CFカードにイメージを書込み、SASI/SCSIに変換する。複数の改良により、従来モデルから使いやすく進化した

変換番長V4
変換番長V4

外付けモデルもラインナップ。電源はイマドキな仕様のUSB Type-Cになった

 最大14ファイル、14台のHDDとしてレトロPCに認識(接続台数はPC側の仕様に準拠)させることが可能。多彩なイメージファイル(hdi/hds/hdf/hdn/nhd/hd/hdd/h0-h5)に対応する使いやすさも特徴だ。

 なお、内蔵モデルはコネクターがボックスヘッダー50pinで電源はペリフェラルミニ4pin。外付けモデルはコネクターがアンフェノールハーフピッチ50pinで、USB Type-CによるUSB給電で動作する。

 

【取材協力】

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