Game Source Entertainmentは5月16日、五十嵐孝司氏率いるArtPlayが開発し、505Gamesがグローバルパブリッシングした、ゴシックホラー横スクロールアクションRPG『Bloodstained: Ritual of the Night』(ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト)のベストプライス版をNintendo Switchで発売した。価格は3980円。
【ストーリー】
舞台は産業革命期の18世紀イギリス。裕福なパトロンに対する影響力の喪失を恐れた錬金術ギルドは、既得権益を守るために狂気の行動にでる。
身寄りのない子どもたちを集め、悪魔の力を帯びた結晶と強制的に融合させた人間、シャードリンカーを作り出し、生贄として捧げることで、地獄から悪魔を召喚したのだ。
これは恐怖を煽る戦術であったが、それは制御不能の破壊をもたらし、教会が悪魔を討伐するまで大勢の人々が犠牲となった。生き残ったシャードリンカーはたった二人。
生贄に捧げられたが奇跡的に生き残った青年ジーベル。生贄にされる前に謎の眠りに落ち、死すべき宿命を逃れた少女、主人公のミリアム。
それから10年後、眠りから目覚めたミリアムは、ジーベルが人間に復讐をするために悪魔を召喚したことを知らされる。
ミリアムはかつての親友ジーベルを止めるべく悪魔が巣食う城へ単身立ち向かう。
【主な登場人物】
◆ミリアム
シャードリンカー 肉体年齢18歳。幼いころ、錬金術ギルドにさらわれて結晶を埋め込まれる特殊な術式を受けた。これにより、シャードと呼ばれる物質から悪魔の力を引き出せる力を持つ。
10年前の儀式では、その直前に謎の眠りに落ち、生贄にならずに済んだ。そして、魔城の復活にあわせるかのように彼女は目覚め、かつて兄のように慕っていたジーベルの凶行を止める決意をする。
◆ジーベル
シャードリンカー 年齢30歳。錬金術ギルドにさらわれて育てられた男。ミリアム同様に結晶を移植されている。10年前の儀式で多くのシャードリンカーが生贄とされたが、唯一人生き残り、自分たちが騙されていたことを知る。
その恨みから、彼は自らの手でギルドを滅ぼし姿を消してしまう。そして今、悪魔の巣食う魔城の主としてミリアム達の前に姿を現した。
◆ヨハネス
錬金術師 年齢33歳。ミリアムたちを改造した錬金術ギルドの一員。本人はギルドの闇の部分をまったく知らなかったことと、年が近かったこともあり、とくにミリアム、ジーベルと友として接していた。
ギルド崩壊後、ドミニクの助力を受け結晶の研究とミリアムの覚醒に注力する。観測通りにミリアムは目覚めるが、時を同じくしてジーベルが魔城を呼び寄せるその事態にミリアムとともに船に乗り込む。
◆ドミニク
エクソシスト 年齢25歳。魔城の出現に対して、教会から斬月とともに派遣され調査を行っていた。ミリアムたちとジーベルの関係を知っていたため、ヨハネスに依頼をしミリアムをアーヴァントの村に呼び寄せる。
ジーベルを止めるのはミリアムが適任と考えていたため、ミリアムの意思を確認する。同行した斬月にアルフレッドを止めるよう依頼をし、自分はサポートに回る。
◆斬月
東洋の退魔士 年齢35歳。斬月とは通り名で、本名は不明。10年前の戦いで東洋から呼び寄せられた退魔士集団の一人。その激しい戦いで、片目、片腕、そして自分以外の仲間を失う。
それは日本から因縁を持つ悪魔が大きく関与していたこともあり、その仇を討つために、教会に身をあずけ教会の指示に従っている。
◆アルフレッド
錬金術師 年齢57歳。10年前、シャードリンカーを生贄にして悪魔を召喚させた錬金術師の一人。ヨハネスの師匠でもある。ジーベルにギルドが滅ぼされたときかろうじて生き残る。
失われたロガエスの書を求めてさまよっていたが、魔城の復活にロガエスの書の関与を確信し、城へと現れる。
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