世界的指揮者、最後のラ・フォル・ジュルネ TOKYO! 最終日・5月5日(日)の見どころピックアップ!
5月3日に初日を迎え、5月5日に最終日を迎える「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024」。東京国際フォーラムを中心に数多くのコンサートが行われ、老若男女、クラシック好きもクラシック初心者も、誰もが気軽にクラシックを楽しめる世界最大級の音楽祭です。
初日から大盛況の続くラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024。最後まで盛り上がること間違いなし! 最終日となる5月5日の見どころをご紹介します!
井上道義氏、引退前最後のラ・フォル・ジュルネ TOKYO!
新日本フィル音楽監督、京響音楽監督、大阪フィル首席指揮者、アンサンブル金沢音楽監督を歴任し、斬新な企画と豊かな音楽性で一時代を切り開いた日本を代表する指揮者・井上道義氏。そんな井上氏は2024年末に指揮活動を引退することを表明しています。そのため、ラ・フォル・ジュルネ TOKYOの出演も今年で最後です。5月5日には井上氏が指揮する公演が2公演あります。
1つ目は18:30〜19:15にホールAで行われる「若きトランペッターが描く豊かなる音の可能性」。2009年生まれの天才トランペッター・児玉隼人氏を迎えての公演となります。若き演奏者と、ベテラン指揮者の共演、気になります!
「若きトランペッターが描く豊かなる音の可能性」
5月5日 18:30〜19:15
公演番号:314「若きトランペッターが描く豊かなる音の可能性」
公演場所:ホールA
曲目:
クラーク(辻峰拓編) トランペット・ヴォランタリー
アーバン ヴェニスの謝肉祭による変奏曲
レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」
そして2つ目、いよいよ最後のラ・フォル・ジュルネ TOKYO出演となるのは21:00〜21:55にホールAで行われる「ミチヨシ&山根VS伊福部の伝説、再び!」です。こちらはホールAでのトリを飾る公演でもあります。
この公演では、井上氏と、ヴァイオリニスト・山根一仁氏が、ゴジラのテーマ曲などを生み出した偉大な作曲家・伊福部昭氏の楽曲に挑みます。長年ラ・フォル・ジュルネ TOKYOに出演してきた井上氏の最後の出演、見逃せません。
「ミチヨシ&山根VS伊福部の伝説、再び!」
5月5日 21:00〜21:55
公演番号:315「ミチヨシ&山根VS伊福部の伝説、再び!」
公演場所:ホールA
曲目:
伊福部昭 ヴァイオリンと管弦楽のための協奏狂詩曲
伊福部昭 シンフォニア・タプカーラ
子供が楽しめる仕掛け満載のコンサート
初日、2日目と開催された「0歳からのコンサート」ですが、残念ながら最終日の開催はありません。ですが、3歳以上から入場可能な「キッズのためのオーケストラ・コンサート 踊れや日本の心、オーケストラと共に!」がホールAにて10:15〜11:00に開催されます。
この公演では「交響ファンタジー『ゴジラvsキングギドラ』から Ⅶゴジラ」や「こいのぼり」など親しみのある楽曲が演奏されます。カラフルなオーケストラサウンドで、日本の歌心や心躍るリズムを楽しめるはず。子供たちが音楽に親しめるような仕掛けもたくさんあるので、3歳以上のお子さんのコンサートデビューにもぴったりのプログラムとなっています。
「キッズのためのオーケストラ・コンサート 踊れや日本の心、オーケストラと共に!」
5月5日 10:15〜11:00
公演番号:311「キッズのためのオーケストラ・コンサート 踊れや日本の心、オーケストラと共に!」
公演場所:ホールA
曲目:
伊福部昭 交響ファンタジー「ゴジラvsキングギドラ」から Ⅶゴジラ
外山雄三 管弦楽のためのラプソディ
ホルスト 日本組曲
文部省唱歌(青島広志編) こいのぼり
普久原恒勇作曲・吉川安一作詞(中村透・潮平大作編) 芭蕉布
伊福部昭 シンフォニア・タプカーラから 第3楽章
この他無料公演も各会場で多数行われるなど、最後まで盛り上がること間違いなしのラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024。最終日も注目プログラムが満載です。お聴き逃がしなく!
ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024
開催日:2024年5月3日(金・祝)・4日(土・祝)・5日(日・祝)
会場:東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町、東京駅、京橋、銀座、八重洲、日比谷
文 / オシミリン(LoveWalker編集部)
大阪生まれ。
趣味は読書と写真を撮ること、おいしいものを食べておいしいお酒を飲むこと。
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