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PayPay、「SHEIN」に対応。若年層ユーザー取り込み視野

2024年04月26日 18時30分更新

 PayPayは4月26日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」が、ファッション通販サービス「SHEIN」で利用できるようになったことを発表した。なお、SHEINにおけるPayPayの導入は、国内コード決済サービスとしては初めてとなる。

 本対応より、PayPayにチャージしたPayPay残高やPayPayクレジット、普段の買い物やキャンペーンなどによって付与されたPayPayポイントを使ってSHEINでの買い物ができるようになる。

 また、SHEINは、条件達成(前月の利用状況)に応じて0.5%から1%、1.5%、2%と付与率が上がるPayPayステップ(定常特典)の対象となる。

 PayPay決済は、支払い時にクレジットカード番号やセキュリティーコードなどの入力が不要。スマホアプリから利用する場合は自動的にPayPayアプリに遷移し、PCから利用する場合はウェブサイト上に表示される2次元コードをPayPayアプリで読み込むことで決済ができる。

 オンラインサービスでクレジットカード情報の入力に懸念を抱えるユーザーにとっても、より安全安心に、かつスピーディーに支払いを完了できるというメリットをうたう。また、スマホの電話番号があればPayPayのアカウント登録が可能なため、クレジットカードを保有していない若年層のユーザーでもSHEINで買い物ができるようになる。

 PayPayはサービス開始当初より、実店舗を中心に導入を進めてきたが、コロナ禍後はオンラインサービスへの導入にも注力。Amazon.co.jp、App Store、Google Playなどのオンラインサービスでも決済が可能になり、2023年には、年間のオンラインサービスにおける決済回数および決済取扱高は前年比1.4倍超に成長したという。今回のSHEINへの対応により、若年層を含む幅広いユーザーに向けてPayPayの利用を促進する。

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