第31回
有線/2.4GHz/Bluetoothを選べるトリプルモード接続&クリック音アリナシも選択可能
我が家の「深夜うるさい問題」を解決する静音ワイヤレスゲーミングマウス「ED-G3MPRO」
ゲームプレイにも満足いくレスポンスで普段使いも使い勝手良好
ということでさっそく試用してみた。
手にしたとき、まずはほどよいサイズであることを感じる。机上でも問題なく、動作感度がデフォルトの1400dpiであれば、大きな範囲でマウスを動かすことなくフルHDの画面を無理なく縦横断して操作できる。
ゲーミングマウスの持ち方については、一般的に「パームグリップ(かぶせ持ち)」「クロウグリップ(つまみ持ち)」「フィンガーグリップ(つかみ持ち)」といったスタイルに大別されるとされている(もちろん全員にこのパターンが当てはまるわけではないが)。
いずれの持ち方でも無理のない操作姿勢がとれそうだ。筆者はほとんど掌底がマウスに触れない「つまみ持ち」に近いタイプだと思っている。基本のホールドとして親指と小指で挟み持つためか、全長よりも幅が小さいほどに「小さいマウス」という印象になる。
「ED-G3MPRO」の場合は筆者にとってちょうど良い幅だと感じた。
またマウスの各ボタンのなかでも「戻る」ボタンの位置がビミョーだとそのマウスの使い勝手もビミョーに感じる筆者であるのだが、「ED-G3MPRO」についてはそのようなことはなかった。つまみ持っている親指をわずかに移動するだけで「戻る」ボタンをクリックできる。
左右ボタンのクリック感については、「ゲーミングモード」と「サイレントモード」を切り替えた場合でも押下感はほぼ変わらない。もちろんクリック音は異なる。ゲーミングモードではいわゆる一般的なカチカチ音が聞こえ、サイレントモードに切り替えればほとんど聞こえないポクポク音に変化する。
ちなみに筆者の仕事場のドアを閉め切り、ドア向こうから息子(中2)にクリック音を確認してもらったところ、サイレントモードでのクリック音はまったく聞こえないとのこと。これなら深夜の激しいクリック操作も問題なさそうだ。
スクロールホイールについては、回転操作に対してカタカタしたクリック感があるタイプ。筆者は回転の抵抗がやや重めに感じたが、小刻みなスクロール操作が必要な場面には適した重さだろう。
PTFEソールの滑りは良好で、マウスパッドありなしに関わらずスルスルと動かせる。本体の軽さと相まって、非常に抵抗感が少ない。逆に言えば、人によってはマウスを動かしている感が少ない、軽すぎると感じるかもしれない。
「ED-G3MPRO」をPCに接続する前に、専用アプリ「HECATE Connect」をインストールすると、ドライバーなどのインストールが完了するとともに各種ボタンのカスタマイズが可能となる。各種ボタンの変更もこのアプリから。とりあえずすべてデフォルトで試用してみた。
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