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Radiant SDM3300X600Aをレビュー

DeskMeet X600ベースの小型BTO PC、容積8LでRTX 4060の欲張りゲーミング構成を実現

2024年04月21日 10時30分更新

電源ユニットがPCケースファンを代替

 Radiant SDM3300X600Aはその特殊な構造ゆえに、PCケースファンがない。これだけ狭い内部構造だと、PCケース内の温度は簡単に上昇する恐れがある。その結果、CPUやGPUの性能が十分に発揮できないかもしれない。

 その不安に対する答えは電源ユニットにある。一般的なPCと異なり、本機は電源ユニットのファンがPCケースファンを兼ねている。PC背面から外気を吸い込み、CPUクーラーの直上のファンから送風する、カスタム吸気ファンになっているのだ。

DeskMeet X600ベースの小型BTO PC、容積8LでRTX 4060の欲張りゲーミング構成を実現

写真下部の電源ユニットが背面から吸気し、上部のCPUクーラーに送風する仕組み

 また、ビデオカードのエアフローは天面吸気となる。PCケース内部の熱気は拡張スロットやサイド、I/Oパネルの設けられた細かな穴の排気口から放出する仕組みだ。

DeskMeet X600ベースの小型BTO PC、容積8LでRTX 4060の欲張りゲーミング構成を実現

ビデオカードのファンで天面から吸気する

DeskMeet X600ベースの小型BTO PC、容積8LでRTX 4060の欲張りゲーミング構成を実現

ASRockのDeskMeet X600公式ページでは、その特殊なエアフローを解説している

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