どうやって買う? ほかに費用は?
青春18きっぷ+フェリーで海外旅行
「青春18きっぷ旅 大応援キャンペーン」を利用するためには、まず関釜フェリーに電話で事前予約をし、「青春18きっぷ旅大応援割引き」であることを伝える必要がありました。ちなみに予約の際は、パスポート番号なども伝えます。
あとは各自好きなルートで「下関港国際ターミナル」へ行き、乗船日に有効な青春18きっぷを提示して、乗船手続終了時間(18時)までにチェックインすればオーケー。ちなみに青春18きっぷに押されているJRの改札スタンプは1つに対して1名が割引きになるため、未使用では使えません。また、この割引きは下関での購入時のみ有効で、釜山から片道だけの利用は対象外のため、往復で購入するのがベストです。
筆者は一人旅でしたが、例えば青春18きっぷの上限となる5人で下関まで電車移動し(広島からは4時間半ほどで到着)、18時までにチェックインすれば、関釜フェリーの2等旅客運賃(往復)が5人ぶんが半額となり、往復で4万5000円もおトクになるという計算です。
ただ、フェリーは旅客運賃のほか諸費用がかかります。下関発は施設使用料が620円(満12歳以上/6歳〜満11歳:310円/満0歳〜満5歳:無料)、燃油サーチャージが1300円(満1歳以上/満0歳:無料)、国際観光旅客税が1000円(満2歳以上/満0歳〜満1歳:無料)。釜山発は施設使用料が7000ウォン(満6歳以上:約776円/満0歳〜満5歳:無料)、燃油サーチャージ料1万3000ウォン(約1440円/満0歳:無料)が必要。
筆者の場合、2等旅客運賃9000円(往復)に諸費用をプラスし、合計1万4200円弱といったところ。この価格で海外を往復できちゃうのはうれしいですよね。ちなみに燃油サーチャージは毎月変動して、上記の価格は記事執筆時2024年4月のもの。筆者が利用した3月は、下関発が1400円、釜山発が1万4000ウォンで、現在より200円ほど高かったです。
(次ページ:フェリー内には大浴場やカラオケも!)
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