山善は4月9日、360度の全方位送風により、様々なパターンの部屋干しに対応する「サーキュレーターZERO」を発表した。4月中旬より、全国の家電量販店にて順次発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は1万4800円。
本製品は、同社で初めて、左右に最大360度、上下に最大90度の首振りにより、全方位に送風可能な「死角“ゼロ”」をうたうサーキュレーター。部屋干しした洗濯物を素早く乾燥させるには、風を効率的にあてることがポイントとなるが、従来の角度が限定されたサーキュレーターでは1台で効率的に風をあてることが難しかった。本製品は、全方位に自動で首振りをすることで、様々なパターンに対応し、効率的に送風できるという。
左右に360/180/90/45度、上下に90/60/30度の首振り機能を搭載。首振りを左右に360度、上下に90度で設定すれば全方位にくまなく送風できるほか、部屋干しするものや部屋などに合わせて、自由に設定できる。また、部屋干し1列・部屋干し2列に対しては、ワンタッチで送風開始が可能な、部屋干し専用アクションを搭載する。
サーキュレーターは、床に近い位置で使用することが多く、ホコリが付着しやすいため、こまめな手入れが必要となる。本製品は、工具不要で前面ガード・羽根・スピンナー・背面ガードが簡単に取り外せて水洗いできる。2023年モデルより、すべてのパーツを前方向から取り外せるように進化し、取り外しがさらに簡単になったという。
操作部はタッチパネル方式。また、室温センサーを搭載し、パネルに室温を表示する。DCモーターを採用し、10段階での風量調節が可能。ACモーターに比べて消費電力が小さく電気代を節約できるとする。その他、静音設計(風量4以下の場合)、ワイヤレスリモコン搭載、タイマー搭載などの特徴を備える。サイズは幅226×高さ319×奥行き218mm、重量はおよそ1.8kg。
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