工具が増えてくると悩むのが、工具のしまい方。整理して、据え置きの引き出しや棚に入れておくのが理想ですが、毎回使うたびに取り出し、使い終わったらしまうというのは結構面倒です。とくによく使う工具は「どうせまた使うし」と考え、出しっぱなしにしがち。そして次に使う時、どこに置いたかわからなくなる……というのはよくある話でしょう。自分で書いておきながら、耳が痛いですが。
こういった、よく使う工具をまとめておくのに便利なのが、工具箱。とくに取っ手付きの物であれば移動が簡単で、仕事で工具を使う人はもちろん、趣味のDIYでも準備がスムーズに行えます。作業場に工具一式を持って行けるので、途中で取りに戻らずに済みます。
また、用途別に工具をまとめておくのもオススメ。木工、機械、塗装、車やバイク整備、といったように分類しておけば、作業内容に合わせ、工具を簡単に選べるようになります。
工具箱でオススメしたいのが樹脂製
昔から工具箱といえば、スチール製で2段式両開きのモノ、という印象があります。丈夫で長持ちするのは確かですが、スチールの工具箱は結構重たいうえ、中身が動くとガシャガシャうるさい、ぶつけると凹む、ぶつけた対象を傷つけやすい、といったデメリットもあります。
その点、樹脂製の工具箱であれば、軽くて音も小さめ、多少ぶつけても傷付けないといった点で優れています。また、価格も抑えられているので、複数揃えるのにも適しています。
そんな樹脂製の工具箱でオススメなのが、リングスターの「スーパーボックスシリーズ」です。
最近では、100円ショップで売っている1000円くらいの工具箱でもかなり品質が上がっていますし、安くて大きいものが欲しければ、ホームセンターのオリジナル製品などを選ぶのもいいでしょう。
しかし、実際に比べてみるとわかりますが、リングスターのスーパーボックスの方が歪みが少なく、頑丈。早い話が、そもそもの作りが違い、完成度の高さがもう一段上なのです。
ということで、中でも一番選ばれているという450mm幅の「SR-450」(実売価格3260円)を借りて使ってみました。
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