今年も「お城ファンの推しの城」ランキング発表の時期がやってきました。お城情報WEBメディア「城びと」が、4月6日の「城の日」を記念して毎年設定したテーマに合わせて推しの城をランキング化。今回はお城ファン876人を対象に2023年にアンケートを実施し、日本100名城・続日本100名城の計202城の中から「2023年に最も心を熱くしたお城」を投票してもらっています。戦国ビギナーの私が行ったことのあるあのお城は何位なのか!? 気になる~!!
第3位 ここ数年順位固定の人気城「犬山城」
アンケートの結果をもとに発表された「2024年に行きたい!お城ファンの“推し城”20」。第3位は昨年、一昨年と、ここ数年3位の位置が固定ポジの犬山城です。織田信長の叔父、織田信康が築城したといわれ、「現存12天守」の一つ。天守閣の中に入ることができるのはもちろん、廻縁(まわりえん)に出て外側を一周することができるのも特徴です。当時の城主たちが見た景色が見られるなんて貴重すぎる。
第2位 昨年の覇者陥落!それでも堂々「松本城」
第2位は松本城。残念ながら3年連続の首位とはいきませんでしたが、相変わらずの人気ぶりです。徳川家康に仕えた石川数正らが城主となった城で、現在は国宝になっています。昨年初めて松本城に行きましたが、黒壁で重厚感があってかっこよかったです。そうかー、あの松本城が2位かー。
1位 2年ぶりに首位返り咲き! 「姫路城」
そして第1位に輝いたのは、姫路城! 2023年に世界遺産登録30周年を迎え、2年ぶりの首位奪還となりました。羽柴(豊臣)秀吉が築いた三層の天守をはじめ、門や櫓や堀など見どころがたくさんあるので、訪れた人の心をグッとつかむこと間違いありません。また「白鷺城」の別名があるほど白くて美しい城壁が有名ですが、2位の松本城と対になっているようで興味深い。
20位までのランキングはこちら!
個人的におもしろいと感じたのは、建物が残っていないお城が多数ランクインしている点。安土城(7位)、苗木城(9位)など、建物が現存していなくても石垣や堀の様子を見て当時の雰囲気を想像しているそう。想像力が働くからこそ推したくなる、というのは分かる気がします。前回圏外だったお城も多くて、どのお城にも今後ランクインするチャンスがありそうです。
自分の「推し城」が上位にランクインしてなくても、「この城の魅力を知っているのは自分だけ」とニヤリとしてしまいそう。私も「推し城」ができるように、少しずつお城のことを学んでいきたいと思います!
2024年に行きたい!お城ファンの“推し城”20
【アンケート概要】
調査期間:2023年11月3日~2023年12月31日
調査対象:876人(「城びと」読者の男女)
調査方法:「城びと」読者を対象にインターネット調査を実施。日本100名城、続日本100名城の計202城から、自身の「castle of the year」(2023年のテーマは、「今年もっとも心を熱くしたお城」)を2城選び、投票いただいたものを集計。
※日本100名城、続日本100名城は公益財団法人日本城郭協会選定
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