普通席の座席はどう進化した?
普通席シートにもパーソナルモニターがあり、そのサイズは13.3インチとノートPCなみの大きさです(一部の最前列は10.1インチ)。電源は前の席の背面下部にあり、自分の席の足下にあるタイプと比べて、コンセントを目視しながら挿せるといった快適さがありますね。USBポートはパーソナルモニターの下部に配置されています。
ちなみに普通席は自動車のシートを長く開発・販売してきたトヨタ紡織と共同開発したシートで、どのような体格の人でも心地よくフィットする形状となるよう設計されています。実際に176cmの小太りおじさんである筆者が座ってみましたが、座り心地が良く、2時間程度の国内線なら苦にならなそうです。
残念なのは、プレミアムクラス・普通席どちらもUSBポートがType-Aのみということ。最近はType-Cのスマホやガジェットが増えてきていますし、筆者も飛行機に乗るときだけ別途Type-Aのケーブルを携帯するというのがかなりめんどうだったりします。座席にType-Cポートを搭載している航空会社のシートも出てきていることから、ここはシートの一部設計変更で対応して欲しかったところです。
このあたりは飛行機に限らず、バスや公共施設、レストランなどに設置されている無料のUSBポートなども同じですが、新しい機材や備品としてUSBポートを導入する際には、できればType-AではなくType-Cにして欲しいですよね。
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