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夏休みシーズン到来! 海外旅行に行くならeSIMが便利

「Holafly」のデータ無制限eSIMは海外で超快適! レンタルルーターやローミング要らず!

2024年07月26日 11時00分更新

文● ASCII
提供: Holafly

 コロナ禍もすっかり落ち着き、海外旅行などが世界中で増えている。海外の展示会や発表会もコロナ禍以前の開催状況まで回復するなどビジネスでも渡航機会が増えている。そこで重要になるのが、現地でのネット回線の確保だ。

Holafly

世界的に海外旅行の需要が復活してきた

スマホとネットは日常生活に欠かせない
だから海外でも日本同様に使いたい

 日本でもそうだが、海外では特にスマホが欠かせない。ちょっとした観光スポットを調べるときや、翻訳アプリを使うときでも何かとデータ通信が必要になる。

 しかし、現地通信キャリアのプリペイドSIMは購入時に言語の壁がある。また、SIMを購入してセットアップするまで通信ができないため、飛行機を降りたあとすぐに利用できないという弱点もある。レンタルのWi-Fiルーターやキャリアのローミングプランも、以前より割安になったとはいえ、利用料はまだ割高感がある。

 これらに対してメリットがあるのが、海外でも手軽に無制限のモバイル通信ができる、eSIMを使った「Holafly」。今回は、スペインでの取材旅行にHolaflyを利用してみたので、そのレポートをお届けする。

Holafly

スペインで開催されたMWC Barcelona 2024でHolaflyを活用した

HolaflyはeSIMで世界180以上(!)の都市で使えるモバイル回線

 Holaflyは、eSIMでヨーロッパ、アメリカ、アジアをはじめとする180以上の都市をカバーし、その内120ヵ所以上で無制限のモバイル通信サービスを提供している。公式サイトで渡航先に適したプランを購入することで、現地でのモバイル通信が利用できる。プランは基本的にデータ無制限+テザリングで、5~90日まで豊富にラインナップされている。

 また、利用者からの要望が圧倒的に多かったとのことで、ヨーロッパ向けのeSIMでは電話番号のかわりにテザリング機能が新しく加わった(1日500MBまで)。これでスマホをWi-Fiルーターとして運用できるようになった。

 こうしたサービスに詳しくないユーザーに特にうれしいのが、24時間365日のチャットサポート! 日本語でやりとりできるので、困ったらすぐに問い合わせられる。日本人を中心とした多文化的なチームが存在するHolaflyならではの対応だ。

Holafly

公式サイトのチャットから24時間のサポートが受けられる

 eSIMというバーチャルSIMを採用しているため、物理SIMで使われるプラスチックの削減を実現しており、Holaflyは環境への取り組みとして、2028年までに脱炭素(二酸化炭素の排出量実質ゼロ)を目指している。データ容量を気にせずモバイル通信ができ、さらに環境に優しい旅も楽しめるのがHolaflyというわけだ。

eSIMにはメリットがたくさん!
紛失や交換の手間がなくなり設定は手軽に

 eSIMのメリットは、まず単純にSIMの交換がないこと。一見当たり前だが、外出先でのSIM交換のトラブルは意外に多い。たとえばSIMトレーを抜き出すのにピンが必要だし、うっかりSIMカードをなくすことも。筆者は揺れる飛行機の中でSIMカードを落としてしまい、見つけられなくなった。特に最近はサイズが小さいので見失いやすいのだ。

 このような問題を解決してくれるのがeSIMである。ただし、eSIMを利用するには自分のスマホが対応している必要があるので、対応機種は以下のリストを参考にしてほしい。

eSIM対応機種リスト

Holafly

物理SIMを交換するのはケースを外したり、トレーを抜き出したりと手間がかかる

 また、eSIMなら手続がオンラインで完結して便利。Holaflyだと、公式サイトから必要なプランを購入するだけで、メールで登録用のQRコードが送られてくる。あとはスマートフォンの設定アプリから読み込んで作業を進めるだけ。

 eSIMは物理SIMと違って最短即日発行されるので、申し込んでからすぐに使えるのもメリットだ。すぐに使いたい! ネットがないと困る! というシーンで好きなタイミングでネットに接続できるため、海外で高額なローミングサービスを利用せずに済むだろう。

スペイン・バルセロナで実際に1週間使った
日本と同じ感覚で使えてストレスなし!

 実際のところ、HolaflyのeSIMの使い勝手はどうなのか? バルセロナへの出張があったので、スペインプランを現地で使ってみた。日本であらかじめセットアップはしていたため、スペインの空港に着陸したあと、eSIMを有効にしたらすぐに電波をキャッチして使えるようになった。そのため、地図アプリを使ってホテルまでのルートがすぐに調べられた。

Holafly

着陸後すぐに使えるのは便利

 無制限というのはやはり便利。筆者はスマートフォン以外にデジカメでも撮影をするが、撮ったあとにスマートフォンへと転送しておけば、その写真もバックアップできる。

Holafly

写真は撮影したはしからクラウドにアップロード

 地図アプリでルートを調べたり、翻訳機能を使うのも問題なし。日本で無制限のプランを使っている人なら、日本にいるときとまったく同じ感覚で使えるので、ストレスフリーで快適に過ごせるだろう。

Holafly

今やこれなしでは海外旅行はできないと思われる「翻訳」アプリも、インターネットにつながってこそ

 現在はヨーロッパ向けeSIMから電話番号がなくなり、テザリング機能が追加された(1日500MBまで)。ノートパソコンで仕事をするにあたって、やはりテザリング機能はあったほうが便利なので、ヨーロッパ各国で使えるようになったのはビジネス的にも助かる。ちなみにユーザーアンケートの結果、テザリング機能の要望が圧倒的に多かったためとのことだ。また、新たに1日単位で購入できるようになって選択肢が広がったのも、ヨーロッパ向けeSIMのメリットと言える。

 友人にオススメのお店を教えてもらい、ネット経由でお店に予約を入れ、さらに地図アプリでお店までのルートを検索。お店では翻訳アプリを使って注文し、食事代金を為替レートで検索、帰りはタクシーアプリをダウンロードしてタクシーを呼んでホテルまで帰宅と、データ無制限のメリットを最大限に活かすこともできた。これらはネットがなければほぼできなかっただろう。

iPhoneでHolaflyのeSIMを設定する方法

 eSIMに対応したiPhoneは、iPhone XS/XRシリーズ以降(第2世代iPhone SEを含む)となっている。設定アプリから「モバイル通信」へとアクセスして、「eSIMを追加」という項目をタップして、Holaflyから送られてきたQRコードを読み込み、あとは指示に従ってeSIMの登録作業を進めていけばいいだけと、簡単に設定できる。

Holafly

設定→モバイル通信→eSIMを追加をタップする

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QRコードを読み込んでeSIMをアクティベートしていく

 eSIMをインストールする方法をより詳しく知りたい場合は、公式のマニュアルがあるので以下の動画の手順に従おう。

AndroidスマホでHolaflyのeSIMを設定する方法

 Androidスマホも2年前くらいからeSIM対応が増えており、最近のモデルではミドルクラス以上ならほぼ対応している。

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Androidの場合は設定→ネットワークとインターネット→SIM→SIMの追加をタップ(Pixelの場合)

 自分のAndroidスマホがeSIMに対応しているかを確認したい場合は、端末によって設定アプリの項目が違っていることはあるが、たとえばGoogleのPixelシリーズなら設定アプリから、「ネットワークとインターネット」→「SIM」とアクセスして、「SIMの追加」という項目があれば対応機種だとわかる。そのあとの手順はiPhoneとほぼ同じだ。

eSIM設定時にはネット接続が必要になるので
事前に家で設定しておこう

 注意したいのが、eSIMを設定するにはインターネット接続が必要ということ。現地に着いてから空港のフリーWi-Fiを使う方法もあるが、安定したWi-Fi環境のある日本の自宅や会社で設定するのが無難だ。

 eSIMを登録しても、最終的に「有効」にしなければデータ通信はされないので、設定は日本でしておこう。現地に到着したら、すぐにeSIMを有効化するといい。

Holafly

日本の電話番号とデュアル運用できる

Holaflyはデータ無制限だから旅の思い出も無制限!
SNSやオンラインミーティングにも心強い味方だ

 HolaflyのeSIMプランは、データ通信無制限なので非常に助かる。たとえば旅先で、写真や動画撮影にスマートフォンを使うユーザーも多いはず。つまり旅の思い出はすべてスマートフォンに詰まっているわけだ。

 しかし、スマートフォンは海外では盗難のターゲットになりやすい。スマートフォンがなくなると旅の思い出もなくなってしまうが、撮影した写真や動画をすぐにクラウド上にバックアップする設定にしておけば、少なくても思い出は残るだろう。

 データ通信量が決まっているプランだと、写真や動画を常時バックアップする設定にしてしまうとすぐに容量を使い切ってしまうが、Holaflyのデータ通信無制限のプランなら、その心配は無用だ。

 また、旅先での思い出や経験をSNSにアップするときにも「ギガ」の心配をしなくていい。アップしたいと思ったら、すぐにSNSでシェアすればいい。動画系SNSで友達の投稿をチェックするのも気兼ねなくできるし、ビデオ通話も楽しめる。世界のどこにいようが仲間と無制限で繋がっていられるのもHolaflyのeSIMの魅力だ。

 もちろん、写真やバックアップだけじゃないのもデータ無制限eSIMの良いところ。海外で突然のオンライン会議、大きなファイルのやり取りなどビジネスにも役立つのだ。今回の場合だと、取材した写真と原稿を日本に送らないといけなかったのだが、外で作業をしてそのまますぐに送ることも可能だ。取材現場からの生配信もデータ無制限なら気にせずにできる。

Holafly

常時写真や動画をバックアップできるのはうれしい

ローミングやレンタルルーターより割安!
現地でSIMを購入するより手軽なHolaflyはオススメ!

 実際にスペインで使ってみて、海外旅行で使うなら断然HolaflyのeSIMだと感じた。今回はスペインの7日間3400円のプランだったが、キャリアのローミングやレンタルWi-Fiルーターと比べると割安で、それでいて現地でプリペイドSIMを購入するよりずっと手軽だった。

 さらに、ASCII.jp愛読者に向けて、holaflyのeSIMがオトクに購入できる特別割引が用意される。クーポンをご利用するか、以下のリンクをクリックすれば割引が適用されるので利用してほしい。

 24時間日本語でのサポートにも対応しているので、英語ができなくても日本語で問い合わが可能なので、現地でSIMを購入するよりかなりの安心感がある。

 また、ヨーロッパプランやアジアプランのように、複数国が対象となっているプランもあるので、周遊旅行にもピッタリだ。

 筆者がスペインで体験したように、慣れない土地でも無制限に使える安心感は何物にも代えがたい。写真のバックアップやSNSへの投稿など旅行するうえでも大いに助かるが、海外出張時の急なオンラインミーティングや、記事の素材を日本の編集者に送るといったビジネスの面でも役立ってくれた。

 eSIMは、我々が長年に渡って使ってきた物理的なSIMカードを置き去りにしたと言っても過言ではない。もはや、世界のどこでもモバイル回線に繋ぐためにレンタルルーターやキャリアのローミングサービスは必要ないだろう。QRコードを読み込んでスマホを数回タップするだけで使えるようになるのだから。

 海外旅行を計画や予約が済んだら、次にHolaflyのプランを申し込んで、現地で快適なモバイル通信環境を準備しよう!

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