中国Pudu Robotics(PUDU)は3月18日、2021年に発表したディスプレー付き配膳・受付ロボット「KettyBot」の次世代モデルとなる「KettyBot Pro」を発売した。
本製品は、新たに18.5型の広告ディスプレーを装備し、レストランのメニューの更新や、小売店の新商品の販促などに活用できる。
表情、声、コンテンツをパーソナライズでき、差別化されたサービスの提供が可能。レストランなどで顧客のテーブルに食事を届ける際、キャラクターに関連した表情やセリフを表示したり再生したりできる。また、高級ホテルでの誕生日サービスなど、パーソナライズされたウェルカムメッセージや挨拶サービスを提供可能。
また、新たにRGBD深度カメラを備え、超広角レンズによりロボットが物体を検知し回避する能力を向上。最小クリアランスを55cmから52cmに縮小し、狭い通路を通り抜けられるようになった。
さらに、トレーの上に魚眼カメラを搭載し、トレー上の物体の有無を検出する機能を搭載。顧客が食事を受け取ると、ロボットはタスクが完了したことを自動的に認識し、人間の手を借りずに次のタスクに進む。
カラーバリエーションは、オリジナルモデルのクラシックなソルトホワイト(ホワイト&イエロー)、ベージュイエロー(イエロー&ブラック)に加え、ビジネス会場や高級ホテルなどのラグジュアリーな環境に馴染む新色「サムライブラック」が追加された。
サイズは幅43.5×高さ112×奥行き45cm、重量は38kg。積載能力は1段あたり10kg。トレーのサイズは幅35.2×奥行き34.01cm。
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