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「暗号資産ウォレット」には冷たい財布と熱い財布がある!?

2024年03月11日 14時30分更新

コールド or ホット? ハードウェアにペーパー?

保管・利用するための大切な場所

Q:「暗号資産ウォレット」ってなに?

A:暗号資産(仮想通貨)を保管・利用するための場所。“デジタル財布”とでも言うべき役割も果たす。

 暗号資産(仮想通貨)を保管できる「場所」のことだが、「ウォレット」という名称の通り「デジタルな財布」といった役割を担える。

 ウォレットには所有している暗号資産の公開鍵・秘密鍵が関連付けられ、資産の保管だけでなく、取引の実行やポートフォリオの追跡に利用される。

 ウォレットは大別して「コールドウォレット」と「ホットウォレット」があり、ネットに接続されていないコールドウォレットのほうがセキュリティは強固とされるが、暗号資産の頻繁な出し入れや送金などについてはネットに接続されたホットウォレットのほうが利便性に優れる。

 なお、コールドウォレットの種類として、セキュリティの確保されたUSBデバイスや専用機器に秘密鍵を保存する「ハードウェアウォレット」、印刷や手書きによって紙に秘密鍵と公開鍵を残す「ペーパーウォレット」がある。

 一方、ホットウォレットの種類としては、取引所が提供する「取引所ウォレット」、Webブラウザを通じて利用する「ウェブウォレット」、スマホやパソコンで専用アプリを利用する「ソフトウェアウォレット」といったものが存在する。

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