【実機レビュー】M3搭載でMacBook Airはどれだけ進化したのか?(西田宗千佳)
ポイントは「サイズ」「価格」「GPU」
ではどの製品がいいのか? 判断基準はシンプルだ。まず、サイズ。
今回試用したのと同じ15インチモデルはM2版が終売となり、M3版だけになる。これから買うならM3版一択だ。
次に価格。
ここではM2版も選択肢に入ってくる。M1版が終売となるので、M3版よりも2万円安価(14万8800円から)であるM2版は貴重な存在となる。
M2版を同タイミングで準備できていない関係上、シンプルに同じベンチマークで比較するのは難しいのだが、M1でも性能的には現役クラスなので、M2で困ることは少ないだろう。
ただし、GPUに依存する処理を多く実施する場合には別だ。
ゲームでいえば、「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」のフレームレートは、M1とM3の間で70%も違った。
M3 Proなどに手は出ないがGPUを使った処理を少しでも快適にしたいなら、やはりM3版がいい。
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