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コンカーの第2章は始まるのか、SAPの生成AIを使って効率的な経費精算を

2024年03月04日 08時00分更新

今回のひとこと

「私のミッションは、『コンカー第2章』に挑戦すること。新たなテクノロジーを活用し、『経費精算のない世界』を実現するとともに、日本にデータセンターを開設して、政府や自治体を対象にした公共マーケットでの展開を強化していく」

(コンカーの橋本祥生社長)

橋本新社長は胆力がある人物

 経費管理クラウドサービスを提供するコンカーの社長に、2024年1月1日付で、橋本祥生氏が就任した。

 橋本新社長は、1998 年にNECに入社し、13 年間に渡って、流通サービスや製造業を担当するソリューション営業本部で、主にソリューション企画を担当。2011 年からは、ガートナー・ジャパンで、プロセスやユーティリティ、流通サービス企業のIT戦略立案の支援などを担当し、2013 年にコンカーに入社した。コンカーでは、2019 年1月から営業統括本部インダストリー営業本部長として、大企業における間接費改革を支援。2020年1月からは、戦略事業開発本部長として、ソリューションの提供やパートナーアライアンスの強化、公共マーケットの事業開拓などを担当してきた。

 コンカーでは、2024年下期に、日本国内にデータセンターを開設する計画を明らかにしているが、この実現にむけて、米国本社との交渉を最前線で行ったのが橋本新社長である。

 2024年5月1日まで、代表取締役エグゼクティブアドバイザーを務めている三村真宗前社長は、橋本新社長を「胆力がある人物」と評し、「この粘り強い交渉がなかったら、日本にはデータセンターが開設できていなった」とも明かす。

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