約2億画素の望遠カメラを搭載する「HONOR Magic6 Pro」
HONOR Magic6 Proは同社のカメラフラッグシップモデル「Magic」シリーズ最上位モデルとなる。チップセットはSnapdragon 8 Gen 3を採用し、望遠カメラには1億8000万画素センサーを搭載する。価格は1299ユーロ、約21万2000円だ。
ディスプレーは6.8型(1280×2800ドット)、120Hz駆動のLTPO OLED。フロントカメラは5000万画素と高画質で、深度測定用のToFを加えたデュアル仕様だ。自撮りでもボケを効かせた写真が撮れる。
背面はトリプルカメラを正三角形の頂点に配置したデザイン。HONOR Falcon Camera Systemと呼ぶ自社開発の撮影アルゴリズムを搭載しており、10以上の異なるシーンで最適なパラメーターをAIが処理し、鮮明な写真撮影が可能だ。
バッテリーは5600mAhで80Wの急速充電、66Wのワイヤレス急速充電に対応する。本体サイズは75.8×162.5×8.9mm、225gと一般的。カメラとして活用するためのグリップキットなどをぜひ発売してほしいところだ。
2.5倍望遠に1億8000万画素センサーを採用したことで、ピクセルビニングにより、望遠側でも高画質な撮影が可能だ。またフル画素を使い中央を切り取ることもできるため、100倍など高倍率望遠の画質も高められている。
さて今回の新製品発表会では3月にHONOR Magic6 R2R Porsche Designが登場することもアナウンスされた。
現時点で詳細は不明だが、HONOR Magic V2 R2R Porsche Designと類似のデザインになることが予想される。ちなみにポルシェデザインのスマートフォンは2022年までファーウェイが販売しており、同年9月発表のMate 50 RS Porsche Designが最後のモデルだった。
一方のHONORもスポーツカーをイメージしたHONOR Magic5 Ultimateなどを出しており、高級デザインモデルとして展開していた。どちらの製品も流線型を取り入れたデザインのモデルだったが、今回発表されたHONOR Magic V2 R2R Porsche Designはエッジを利かせたデザインになっており、方向性は大きく変わった。
AI機能搭載のノートPC「HONOR MagicBook Pro 16」も登場
ノートPCの新製品は簡単に紹介しよう。HONOR MagicBook Pro 16はIntel Core Ultra 7を搭載する「AIノートPC」である。
ディスプレーは16型(3072×1920ドット、165Hz対応)を搭載。6つのスピーカーを内蔵し、WindowsノートPCとして初の空間オーディオ再生対応モデルとのこと。バッテリーは99.9Whで最大12時間駆動が可能。
HONORのスマートフォンやタブレットなどとの連携にAIを使い、シームレスな連携も可能だ。たとえばスマートフォンのカメラをHONOR MagicBook Pro 16から利用やコントロールができる。AI処理はPC内部でされるためセキュリティーも高い。発売時期や価格は現時点では未定とのこと。
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