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超音波で空間に触感を作り出す空中ハプティクス開発キット

2024年02月15日 16時15分更新

 コーンズテクノロジーは2月15日、英国・ウルトラリープ製の新型空中ハプティクス開発キット「HDK-REC192」の販売を開始した。

 超音波を利用し、超音波の焦点をX/Y/Z方向に任意に移動・出力させることで、何もない空間に2Dや3Dの触感を生み出すことができる。開発キットにはハンドトラッキングセンサー「Leap Motion Controller 2」が標準で搭載され、これまでより手指への触感出力の精度が向上。

 また、開発キットには触感カスタム生成・開発用アプリ「Sensation Designer」が付属。シンプルなGUIと複数種類のサンプル触感が標準搭載され、インストール後にすぐにデバイスを利用できるほか、特定の使用例に対して様々な触感をGUI上で感覚的にカスタマイズできるためコーディングや技術的な知識を必要とせずに検証や開発が可能という。
 

 さらに最新の専用SDKが付属し、C#およびC++ベースで任意の触感プログラムを開発可能。SDKには最新の触感生成アルゴリズムが採用され、旧型よりも滑らかな触感生成が可能。また、Sensation Designerアプリによって視覚的に触感を生成しエクスポートするため、開発工数を削減。

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