大田区発の新進ブランド“Layfic Tone”
昨年、秋のヘッドフォン祭 2023で発表されたLayfic Toneのヘッドホン。大きなブースを構え、また様々なヘッドホンアンプのブランドとコラボした展示をするなど、会場でも目立った存在だった。
製品としては、有線ヘッドホン「Wired」とワイヤレスヘッドホン「Broadband」がある。“プロユースからポータブルまで幅広く活用できるヘッドホン”がコンセプトで、分厚いイヤーパッドやカーボン素材を使ったハウジングの外観も特徴的だが、密閉型のようなこもり感がなく、中高域の解像感が高い、開放型のモニターヘッドホン的な再生音も特徴的だ。Wireedの実売価格は10万円台の前半。
ケーブルや内部配線材には、オーディオみじんこのディップフォーミングOFC、イヤーパッドはオリジナルモデルとDekoni Audio製の2種類を同梱。本体も軽量で長時間の利用でも疲れにくいものにしている。
さまざまなブランドのヘッドホンアンプで聴けるもの面白かった。最も印象に残ったのはマス工房の「model433」との組み合わせ。抜けがよく繊細な中高域の透明感が感じられた。また、参考展示として、4.4mmのバランス駆動で、ウォークマンと接続するデモも体験できた。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります