週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Nokiaのスマホはどうなる!? HMD Globalが自社ブランドのスマホを展開か

2024年02月10日 09時00分更新

会社をリブランド、自社ブランド端末も提供する?
MWCで新たな製品を発表するようだ

 CEO就任後、Baril氏はHMD Globalの可能性について、「急成長している5Gスマホのメーカー」とした上で、修理可能、持続性、デジタルデトックスなどの特徴を打ち出している。

 HMDは1月末にリブランドを実施し、「Human Mobile Devices」を打ち出した。そこで公開した動画では、スマートフォン、タブレット、イヤホンらしき絵が描かれている。HMDブランドの端末は今月のMWCで発表されるという憶測も出ている。

 ではNokiaブランドはどうなるのか? Nokiaブランドがなくなるのではと見ることもできるが、リブランドを告げるブログでは「私たちはHMDです。私たちはNokiaフォンを作っており、まだ続きがあります」というタイトルをつけている。動画でも、Nokiaのフィーチャーフォンを思わせる絵があり、すぐになくなると考えにくい。

 このHuman Mobile Devicesという表現だが、HMD Globalのマーケティング担当に2017年のMWCでインタビューした際に、差別化として「ヒューマン」という言葉を使っていた(「”ヒューマン”が差別化要素――Nokiaブランドで携帯電話を手がけるHMD Globalに聞く」)。

 今年のMWCで楽しみなことが1つ増えたようだ。

筆者紹介──末岡洋子

HarmonyOS 4

フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事