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サクッと天一が楽しめる!

天下一品監修、初のレンジ麺。ローソン「こってりラーメン」はドロリ感がたまらない

2024年02月26日 20時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

天下一品の「こってり」がローソンに登場

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。コンビニグルメは進化が目覚ましいですが、そんな中、名店監修の意欲的な商品が生まれました。

天下一品監修、初のレンジ麺がローソンに!

ローソン 天下一品監修「こってりラーメン」

 ローソンは天下一品監修の「こってりラーメン」(646円)を2月26日に発売しました。

 ご存じ「天下一品」は、鶏がらベースのこってりラーメンが自慢のチェーン店。天下一品コラボのカップ麺や冷凍ラーメンはすでに登場していますが、コンビニのレンジ麺で天下一品監修のラーメンが登場するのは今回が初めてです。

 ローソンでは、“こってりスープ”が決め手の濃厚な味を再現するために、開発に約1年半も期間を費やしたということですが、その味はどうでしょうか?

はたして「こってり」の再現性は?

試食品をいただきます!

 こちらが「天下一品監修 こってりラーメン」です。パッケージに記載のとおり、500wの電子レンジで5分温めました(1500wの場合1分40秒)。

 白濁したスープの見た目は、天下一品の「こってり」ラーメンに近いですね。感覚として、お店のスープより白さが増している気がします。

 香りは、食欲をそそる動物性の香りや脂の香ばしさが混ざっている感じで「あ、天一っぽい」となります。うん、うん。おいしそうです。

チャーシュー1枚、メンマは2切れ

 具材はチャーシュー、メンマ、小ネギ。シンプルです。

 ちなみに、ローソンではおよそ1年前に冷凍商品の「天下一品監修 ラーメン」を発売して、SNSでは「再現性が高い」と話題になりました。そんな実績があるローソンです。さぞかし、今回のレンジ麺にも力を入れているのでしょう。

 まずはスープから。

 “ドロリ”。

 粘性が高くて、まとわりついてくるような濃密感あるスープ。おおお、まるでお店の「こってり」ラーメンのよう。

麺にスープが絡んでついてくる

 そして、麺です。細麺ですね。持ち上げると、このようにスープが、ぬっとりクリーミーに絡みついてきます。

 ズズズズズと麺をスープごと吸い上げる感じ! まるで、お店で「こってり」ラーメンを食べる時の口当たりと喉ごしですよ!!

 スープはクリーミーな中にもざらつき感があります。味わいは、鶏ガラなど動物性の旨みがギュッと詰まっているのと、どうやら鶏意外にも野菜など様々な旨みをきかせているようです。

 旨みが濃厚なのに、不思議と後味はクドくなく、次から次へと進んで、全部飲み切ってしまいたいと思えるほどでした。

チャーシューは脂がしっかり。薄いですが、食べ応えありますす

 やはり一番は、スープのドロリとした感じ。天下一品ならではのテクスチャーを感じるこってりスープに夢中になってしまい、あっという間に食べきってしまいました!

600円台で気軽に味わえるとは優秀!

 天下一品監修となるローソンの「こってりラーメン」は、お店に比べると、味の厚みや濃密さが今一歩ではありますが、なるほど、天下一品によく近づけているなという感想です。また、麺はチルドなのでどうしてもコシの強さが出ないなど、“100%天下一品”とは言えませんが、それは当たり前で、工場で生産するコンビニ商品がお店とまったく同じになるはずがありません。

 その上で、「惜しいもう一歩!」と思えるほどの、こってり感。600円台で買えるコンビニの商品としては、驚きの再現性だと思います。

 天下一品の「こってり」ラーメンを初めて食べた時の衝撃を思い出しました。確か私は学生で、当時は醤油、塩、味噌といったシンプルなラーメンしかほとんど知らなかったため、スープがシチューのようにドロドロしていることにびっくりした記憶があります。

 すぐクセになって「こってりをまた食べたい、食べたい」となりましたが、繁華街に出ないとお店がない、学生だとお金がないなどで、なかなか機会がありませんでした。当時を振り返ると、コンビニでこのクオリティの商品があったら、たまらずリピートしていたでしょう。家の近くに天下一品がないという場合でも気軽に天下一品の味を楽しめるなんて、うれしくて仕方がありません。

 あ、ローソンの「こってりラーメン」は、お店と比べてボリュームが少ない気がするので、おにぎりや家で用意したご飯と一緒に食べるのもいいかもしれません。残り汁にご飯を入れても激ウマですよ!


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ナベコ

酒好きご飯好きのライター、編集者。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

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