ごきげんよう。アスキーグルメのナベコです。お肉好きにとって注目ニュースです。やよい軒が"ステーキ"を刷新しました。新ステーキにはこだわり派のお肉を採用! ふふふ、おいしそう!!
やよい軒のカットステーキが進化した
プレナスが運営する定食レストラン「やよい軒」は、「ブラックアンガスビーフのカットステーキ定食」を2月6日に販売開始しました。従来の「カットステーキ定食」を刷新したもので、新レギュラーメニューに加わります。
どうしても気になってしまうのはお値段。「ブラックアンガスビーフのカットステーキ定食」は、アンガスビーフの中でも高品質な"認定アンガスビーフ"を使用して、従来より付加価値を高めています。
レギュラー1340円、エビフライ2本をのせた「ブラックアンガスビーフのカットステーキとエビフライの定食」は1650円、ステーキ1.5倍の「ブラックアンガスビーフの特カットステーキ定食」は1990円。従来よりレギュラーで190円、特定食で270円値上がりしており、やよい軒の定番メニューとしては最も高価格帯です。むむむ。
やよい軒の広報担当者にお聞きしたところ、こんな回答でした。
「従来よりもプレミアムな商品を発売することで、既存のお客さまの来店頻度向上だけではなく、新規のお客さまにもご来店いただくきっかけを作りたいという狙いがあります。最近だと以前よりも高付加価値・高価格帯の商品への反応が良いことも背景にあります。また、こちら以外の定番メニューは従来と変わらず1000円を超えないものも多く揃えており、全体的に高価格帯へシフトするわけではありません。既存のお客さまのニーズに応えつつ、新しい価値を生み出していきたいと思っております(やよい軒 広報)」
なるほど、せっかくステーキを食べるのであれば、価格関係なく満足できるおいしいものを食べたいというニーズはあるでしょう。また、新カットステーキ定食もレギュラーであれば1340円と他のメニューから突出して高いわけではありません。選択肢が増えたと前向きに捉えてもいいですよね!
気になる新ステーキの味は?
肝心なのはお味。"認定アンガスビーフ"は、アンガス牛10頭のうちおよそ3頭しか基準を満たすことがない貴重な牛肉だそうです。アンガスビーフとは最近よく聞きますが、アンガス牛という品種のお肉で、赤身が良質だと言われていますね。その中でもグレードがあったとは知らない人も多いのではないでしょうか。
今回、「ブラックアンガスビーフのカットステーキ定食」(レギュラー)を試食でいただきました。ステーキの重量は非公開ですが、レギュラーで10カットほどお肉がのっていました。
ソースは、和風ソースとおろしポン酢の2つから好きなほうを選べます。
使用しているのはクロッド(ウデ肉)の部位。赤身のしっとりした柔らかいお肉です。なるほど~、噛めば噛むほど旨みが出てくる系ですね! お肉自体に甘みがあります。
カットステーキというと、"かたい"というイメージがある人もいるかもしれませんが、噛み切りやすいので安心して食べられます。
柔らかいお肉だとご飯になじみます。ソースをたっぷりつけて、ご飯にのせて一緒に。う~ん、うまい~!!
やよい軒はご飯がおいしいから、ご飯とお肉のマリアージュが幸せ過ぎる。
和風ソースと、おろしポン酢、どちらもご飯にあいますが、個人的にはおろしポン酢のほうが、お肉の甘みが引き立ち、なおかつ後味がさっぱりして好みでした。
付け合わせは、ナポリタンとブロッコリー、ポテトサラダ。これは従来のカットステーキ定食と変わりません。
やよい軒のナポリタンはハンバーグ定食などにもついてきますが、きしめんのような少し平たい麺で、もちもちしていてクセになるおいしさです。ご飯との相性もいいんですよね!
自分へのご褒美に平日から食べたい!
新しくなったやよい軒のカットステーキ定食。使用している認定アンガスビーフは、赤身が多く、牛肉とはいえ脂がこってりしているわけではありません。食べた後ももたれる感じがなく、お昼にいただいてもその後の仕事に支障がなさそうでした(脂がたっぷりのったお肉もうれしいけど、あとでもたれたりするんですよね……)。
そんなこと含めて、さすがな高品質ビーフです。レギュラーでもお肉のボリュームがしっかりあって、お肉1.5倍の特定食を食べるかで迷っていましたが、レギュラーでも十分満足できました。でも次回は、特定食を食べたいです!
また、やよい軒ではご飯おかわりが自由なので、ステーキをソースでびしゃびしゃにして好きなだけご飯をかっこめるのも魅力です。こういう定食って、おかずとご飯のバランスを考えながら食べることが多いですが、その駆け引きがありません。ご飯がおかずより先になくなったら、おかわりすればいいだけですから!
卓上にある「刻みごま白菜漬け」も自由にいただくことができます。ご飯のお供が盤石だからこそ、ステーキを気兼ねなく味わえますよ。
自分へのご褒美に、平日からでもいただいてみてはどうでしょう!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります