週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

さとるの自腹旅レポート 1泊、実質0円

10万円で10日間、東南アジアを何ヵ国まわれるか挑戦してみた バスで国境を越えたらマレーシアの巻(4ヵ国目)

2024年01月31日 06時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

大都会クアラルンプールに無事到着
夕食は屋台街「アロー通り」でホッケンミー

 バスは20時15分頃に、クアラルンプールのTBSバスターミナルに到着しました。予定では18時半頃に到着だったので、2時間弱の遅れですね。クアラルンプールは空港での乗り継ぎ経験があるものの、街中に降りたのは今回が初めてです。せっかくなので、到着したら有名な観光スポットとなっているペトロナスツインタワーでも見に行こうかなと思っていたのですが、お腹も減っているし、その時間はなさそう。

クアラルンプールのTBSバスターミナルに2時間ほどの遅れで到着

とにかく大きなバスターミナルで人も多い。こういう場所はスリも多いので要注意です

 ちなみにTBSバスターミナルはクアラルンピールの中心部からちょっと離れていて、ペトロナスツインタワーからは10kmほどの位置にあります。東南アジアのバスターミナルって、都心部への大型車流入を抑えるためだと思いますが、郊外に立地するケースが多いんですよね。

 というわけで、TBSバスターミナルに隣接するBandar Tasik Selatanから鉄道で都心部まで6駅移動。キップは現金で購入して3.1リンギット(約95円)でした。やってきたのは、クアラルンプール最大の屋台街「アロー通り」。全長200mほどの通りに、数多くの屋台やレストランが並んでいます。

ターミナル隣接駅へ移動しキップを自販機で購入

ローカル鉄道で街中へ向かう

一度来てみたかったアロー通り

果物などを売る露店もあります

 何を食べようか迷ってしまうほどお店がありますが、せっかくならマレーシアらしい料理をということで、焼きそばのホッケンミーをオーダー。ホッケンミーは東南アジア各地にありますが、クアラルンプール式は太麺でブラックソイソース(中華たまり醤油)を使っているので黒っぽい仕上がりが特徴。具材にはキャベツのほか、カリカリに揚げたポークラードがアクセントになっています。

レストランも建ち並んでいて、外のテーブルで食べられるので開放感抜群

マレーシア料理の定番メニューホッケンミー

牡蠣のオムレツは片栗粉でパリパリ系でした

 露店ということで東南アジアの暑さもあり、アツアツできたてのホッケンミーを汗だくで頬張りながら、東南アジア定番のタイガービールで流し込む。控えめに言って最高です。タイガービールは大瓶でしたが、2本も空けちゃいました。

東南アジアではメジャーのタイガービールを大瓶で

ホッケンミーとビールがほんとによく合う! うまーい!

 そのほか牡蠣オムレツも頼んで94.60リンギット(約2910円)。アロー通りはメジャーな観光地なので、マレーシアの物価からするとちょっと割高にはなってしまいましたが、それを差し引いても十分楽しく満足な食事でした。

 (次ページ:楽天バンザイ! 今夜の宿は0円です)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事