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さとるの自腹旅レポート 1泊、実質0円

10万円で10日間、東南アジアを何ヵ国まわれるか挑戦してみた バスで国境を越えたらマレーシアの巻(4ヵ国目)

2024年01月31日 06時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

お昼はチキンカレーと揚げオムレツ
満腹になったら首都クアラルンプールへ

 バスの出発までは1時間以上余裕があったので、昼食をとりつつ、車内用の飲み物を購入するなどして移動の準備を整えることにしました。昼食は、バスターミナル内にある指さしでおかずを選べる屋台で、チキンカレーとオムレツをチョイス。12リンギットだったので約370円でした。

ターミナル内の飲食店では、昼飯を指さしでオーダーできます

チキンカレーもなかなかでしたが、脂たっぷりで揚げたオムレツも激うま〜!

 多くのバス会社が数分おきにマレーシア各地へとバスを出しているため、チケット販売エリアや売店エリアは人も多く、かなりカオスな状況。ですが、チケットにはQRコードがあり、バスターミナルの出発ゲート入り口でかざして入場するようになっているため、指定した時間にならないと入れないシステムになっており、間違えにくいのがいいですね。

ターミナル内にはコンビニなどの売店もあり、スマホのタッチ決済で支払えました

出発ゲートへはチケットのQRコードをかざして入場

東南アジアの"あるある" その2
座席はゆったり快適だけど運転はヒヤヒヤ

 出発時間が近づくと乗車番号が掲示されるため、目的のバスを見つけて乗り込みます。バスは1列・2列のシート配列で、かなりゆったりと座れます。USB Type-Aのポートもあり、スマホなどの充電も可能です。ちなみにこのバスでは12Goでの購入時に座席指定もできたので、ひとり掛けの先頭席を指定しておきました。

クアラルンプールまで向かう高速バス

 座席はゆったりなので快適だし、途中2回ほどトイレ休憩でサービスエリアにも立ち寄るので、移動自体はかなりラクチンです。ただ、先頭席ということもあり、運転手の様子が丸見え。すると運転中、ほぼずっとヘッドホンをつけて、スマートフォンのショート動画を見ながら運転しているのが目に入ってしまい……。お国柄というか、東南アジア旅らしいというか。正直、怖くなってシートベルトをしっかりと装着したもの事実です。

ひとり掛けのシートで車内自体は快適

サービスエリア停車中のバス。どのバスか分からなくなることもあるので、毎回、降りる時は必ず写真を撮っておくようにしています

マレーシアのサービスエリアは近代的でキレイ!

ハンドルに隠れていますが、スマホをホルダーで固定して、ショート動画を楽しみながら運転していました。お国柄ですかね

 (次ページ:夕食は屋台街「アロー通り」でホッケンミー! ビールがうまーい!)

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