東京都交通局は1月23日、都営地下鉄にGoogleマップの「インドア ライブビュー」を導入したことを発表した。都営大江戸線都庁前駅で1月25日から利用できるようになり、順次、都営地下鉄において導入駅を拡大していく。
インドア ライブビューは、AR(拡張現実)を活用したGoogleマップのナビゲーション機能で、目的地に向かうためにどの方向に進めば良いのかが表示される。グローバルローカライゼーション技術により、GPS等の電波が届きにくい地下鉄駅構内においてもより正確な位置と方向を判別できるとしている。
目的地を入力して「経路」「徒歩」「ライブビュー」を選択し、周辺の建物などにカメラを向けて周辺情報を読み取ると、矢印が画面に表示され、目的地までの案内を開始する。
本機能の使用中は、歩きスマホ防止機能として注意喚起が表示され、駅プラットフォームでは使用制限がかかる。駅構内はスマホ画面を立てて、顔を上げた状態でスマホを持って歩く場合のみ案内が表示され、スマホを倒すと地図画面に切り替わる。
表示される駅構内の施設(駅内の施設へ行く場合)は、エスカレーター、エレベーター、階段、トイレ、プラットフォーム、改札口、券売機、ATM、コインロッカーなど。
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