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メタ ザッカーバーグCEO、「オープンソースAGI」開発めざす

2024年01月19日 13時45分更新

メタのロゴ

 メタのマーク・ザッカーバーグCEOは1月18日、自身のThreadsアカウントを通じて、同社のAI開発に関する最新情報を動画とテキストで投稿した。

 同氏は投稿内で、メタの長期的な目標はAGI(汎用人工知能)の構築と、責任あるオープンソース化を通して、多くの人々がAGIの恩恵を受けられるようにすることだと説明。研究を加速させるため、社内の2つのAI研究チーム(「FAIR」と「GenAI」)をより緊密に連携し、成長させていることを明らかにした。

 AIの研究開発に必要なインフラについては、2024年末までに35万台の「NVIDIA H100」を利用した設備の構築を予定。メタ全体としては、NVIDIA H100換算で60万台分の計算能力を保有することになる。こうしたインフラは、同社の新しい大規模言語モデル「Llama 3」の開発にも活かされるという。

 さらに同社の基幹事業であるメタバースとAIのつながりにも言及。将来展望として、今後10年以内に多くの人々がスマートグラスを通して、毎日頻繁にAIと会話するようになるだろうと述べた。

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