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京急、PASMO乗車で最大20%ポイント還元 4月5日から

2024年01月17日 09時45分更新

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 京浜急行電鉄は1月16日、交通系ICカード「PASMO」で同社線を利用するユーザーにポイントを還元する「鉄道乗車ポイントサービス」を4月5日より順次開始すると発表した。

京急線の利用やキャンペーン参加でポイントが貰える

 本サービスは「リピートポイント」と「おでかけポイント」という2つのポイント獲得方法を用意。いずれもウェブサイトまたはアプリで事前にPASMOを登録する必要がある。還元されるポイントは同社グループ共通の「京急プレミアポイント」だ。

●リピートポイント(6月1日開始)

 リピートはPASMOのチャージ残高で京急線に乗車したユーザーを対象とした制度。小児用PASMOでは1乗車につき1ポイントを、大人料金のPASMOでは毎月の乗車回数を同一運賃区間ごとに集計し、利用金額と乗車回数に応じたポイントを後日付与する仕組みだ。

 大人料金のPASMOでは乗車回数が多いほどポイントの還元率が上昇し、プラスチックカードのPASMOなら最大で利用金額の10%分、「モバイルPASMO」「Apple PayのPASMO」なら同12%分のポイント還元を受けられる。

リピートのポイント還元の概要

リピートのポイント還元の概要

 回数券の割引率(普通回数券で10%弱)と比べ割高となるシーンもあるが、回数券と違い利用区間が固定されていない点は本サービスのメリットだ。

●おでかけポイント(4月5日開始)

 「おでかけ」はキャンペーンにエントリーし、各キャンペーンの条件を満たすことでポイントが付与される制度。リピートとの併用や複数キャンペーンの同時エントリーも可能だが、ポイントの計算方法や付与率はキャンペーンごとに異なる。

おでかけポイントの利用イメージ

おでかけポイントの利用イメージ

貯まったポイントはPASMOへのチャージや「Wing Ticket」への交換も

 獲得した京急プレミアポイントは、4月5日以降、加盟店でのポイントを使った直接値引き(1ポイント=1円)やPASMO残高へのチャージ、各種クーポンへの交換も可能となる。

 PASMO残高へのチャージはセブン銀行ATMを利用。交換レートは「1000ポイント=1000円」で、別途手数料として1回あたり88ポイントが必要だ。

 クーポンとの交換については、「モーニング/イブニング ウィング号」などで利用できる座席予約券「Wing Coupon」を用意。必要なポイントは1枚250ポイントで、現金やクレジットカードでの予約(300円)と比べ割安となる。

Wing Couponの利用イメージ

Wing Couponの利用イメージ

サービス開始記念の「スタートアップキャンペーン」も開催(4月5日〜5月31日)

 同社では鉄道乗車ポイントサービスの開始を記念して、「スタートアップキャンペーン」を開催する。期間は4月5日始発から5月31日終電まで。

 本キャンペーンはPASMOのチャージ残高で京急線を利用した金額に対して、プラスチックカードのPASMOは12%、モバイルPASMOまたはApple PayのPASMOは20%分の京急プレミアポイントを還元するというもの。還元を受けるには、事前にキャンペーンへのエントリーと使用するPASMOの登録が必要だ。

スタートアップキャンペーンの概要
スタートアップキャンペーンのポイント付与例

 付与されるポイントの総額は1億ポイント。期間の途中であっても、付与総額に達した時点でキャンペーンは終了となる。

紙の回数券は一部を除き販売終了へ

 鉄道乗車ポイントサービスの導入に先立ち、同社は3月15日をもって「普通回数乗車券」「時差回数乗車券」「土・休日割引回数乗車券」の販売を終了する。

 販売終了後も、各回数券は有効期限まで利用可能だ。

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