ミニLEDバックライトで7680×2160ドットの曲面ディースプレーも登場
AcerがOLEDで12時間稼働のモバイルノートなど2024モデルを発表
AcerはCES2024にて、世界向けに新型ノートPCとゲーミングノート、ディスプレーを発表した。
モバイルノートにOLED採用で12時間稼働
「Swift Go 14/16」 (SFG14-73)(SFG16-72)
薄型軽量モバイルノートPCで、Core Ultraを搭載し、インテルEvoプラットフォームにより14では最高12.5時間、16では10.5時間のバッテリー稼働が可能だ。メインメモリーは最高32GBでLPDDR5X、ストレージは最高2TBでPCIe Gen 4 SSDを内蔵できる。
ディスプレーは14が2880×1800ドットのOLEDで90Hz、16が3200×2000ドットの120Hzで、ともに最大輝度が500ニト、100%DCI-P3の色域を持つ。
タッチパッドが従来より44%大型化され、14ではマルチコントロール照明タッチパッドも選択可能。
インターフェースはThunderbolt4×2にType-A、HDMI2.1、マイクロSDカードスロットを内蔵。
米国での価格は14が約750ドル(約11万円)、16が約800ドル(約12万円)で3月発売予定。
クリエイターモデルもCore Ultraに
「Swift X 14」 (SFX14-72G)
CPUはCore Ultra H、GPUにはGeForce RTX 4070を搭載するクリエイターモデル。
ディスプレーは14.5インチの2.8KOLEDで120Hz、最高輝度は500nit、100% DCI-P3とDisplayHDR TrueBlack 500の認証を持つ。
米国での価格は約1400ドル(約20万円)で2月発売予定だ。
ゲーミングノートもCopilotキー搭載
「Predator Helios 16/18」 (PH16-72)(PH18-72)
「Predator Helios Neo 16/18」 (PHN16-72)(PHN18-71)
ゲーミングノートのHelios 16/18は、CPUに新発表となったインテルの14世代モバイルCPUを採用し、最高でi9-14900Hを内蔵。GPUは16がGeForce RTX 4080を、18が同4090を内蔵する。第5世代AeroBlade 3Dファンにより、強力に冷却する。
メインメモリーは最高32GBでDDR5 5600MHz、ストレージは最高2TBでRAID0が可能だ。
ディスプレーは16インチと18インチで、ともに2560×1600ドットのミニLEDバックライト採用液晶を搭載。1000ニト、250Hzで100%DCI-P3をカバーする。
キーボードはMagKey 3.0メカニカルスイッチで、交換が可能。インターフェースはThunderbolt4×2にHDMI、マイクロSDカードスロットも備える。
Helios Neo 16/18はよりカジュアルなエントリーモデルで、ディスプレーはミニLEDバックライトではなく、2560可決1600ドット140Hz液晶となる。
米国では16が約1900ドル(27万円)、18が2000ドル(29万円)、Neo 16が1500ドル(22万円)、Neo 18が1550ドル(22万円)で、16のみ1月から、それ以外は3月発売の予定。
「Nitro 17」 (AN17-72)
Nitro 17はCPUに最高で「i7-14700HX」、GPUには「GeForce RTX 4060」を搭載。メインメモリーは最高32GBでDDR5 5600MHz、ストレージは最高2TB内蔵する。
ディスプレーは17.3インチ16対9比率2560×1440ドットで165Hzを搭載。米国では約1250ドル(約18万円)で1月発売予定だ。
ディスプレーにもミニLEDバックライト
「Predator Z57」
57インチで7680×2160ドット、1000Rの曲率で、ミニLEDバックライトは2304ゾーンをコントロールし、VESA DisplayHDR 1000をクリアする。
DisplayPort 1.4に、HDMI2.1入力を2ポート持ち、画面を分割して表示することや、ピクチャー・イン・ピクチャーも可能。
米国では約2500ドル(約37万円)で第2四半期に出荷予定だ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります