自然言語で開発できるGPTsのインパクトはとてつもなく大きい
以上、パーソナル英語教師の作成を例に「GPTs」のカスタマイズを解説してきた。最初はたいした機能ではないと懐疑的だったが、触ってみてその印象は大きく変わった。
多くの人が便利に使えることを目的に開発されている、ある意味最大公約数的な「ChatGPT」と異なり、「GPTs」は特定のユーザーだけに向けたカスタムGPTを作成できる機能であり、すべての人が便利に使えることは考慮されていない。
その代わり、多くの人には必要なくとも自分にとっては重要な尖った機能を好きなだけ入れ込むことができる。
これまでプログラマーの特権だったアプリ開発だが、「GPTs」は自然言語で開発できるため、プログラム言語を習得していなくても利用できる。このインパクトはとてつもなく大きい。
完成した冴子先生はこちら。ChatGPT Plusユーザーは自由にお使いください。
田口和裕(たぐちかずひろ)
1969年生まれ。ウェブサイト制作会社から2003年に独立。雑誌、書籍、ウェブサイト等を中心に、ソーシャルメディア、クラウドサービス、スマートフォンなどのコンシューマー向け記事や、企業向けアプリケーションの導入事例といったエンタープライズ系記事など、IT全般を対象に幅広く執筆。2019年にはタイのチェンマイに本格移住。
新刊:7月19日発売「ChatGPT快速仕事術」、好評発売中:https://amzn.to/3r6ASOv
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります