モトローラ製スマホ「motorola razr 40」
通常プレイ時はほぼ30fps(上限)で動作
今回のプレイでは、モトローラ製スマホ「motorola razr 40」を使用。6.9型のpOLEDディスプレーを持ち、バッテリーは4200mAhを搭載。2023年11月に発売したばかりの、最新折りたたみスマホだ。
■検証機の主なスペック
機種名:motorola razr 40
ディスプレー:約6.9型(2640x1080ドット、pOLED、144Hz)
CPU:Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1(最大2.4GHz、オクタコア)
RAM:8GB
・「motorola razr 40」製品ページ
https://moto-bu.motorola.co.jp/products/razr40/
このスマホで『DQウォーク』をプレイした際の所感については、前回の記事で紹介しているのであわせてチェックしてほしい。
・五感澄明で強敵を倒すのが最高効率!「motorola razr 40」初めての折りたたみスマホに大興奮【『DQウォーク』プレイ日記#72】
https://ascii.jp/elem/000/004/176/4176622/2/
今回は「motorola razr 40」の性能面について、グラフィックス性能テストである「3DMark」や「Geekbench」、およびスマホゲームのフレームレートが計測できる「GameBench」を用いた結果と、ゲームの起動時間(ストレージ読み込み速度)をストップウォッチで測った時間をお届けする。
まずは基本性能を測るグラフィックス性能テストとして使用した「3DMark」による「Wild Life」の結果をここに示す。
3DMark「Wild Life」スコアは「3179」、平均fpsは「19.04」という結果となった。全体のデバイスのなかでは37%(最上位100%)の性能と評価されている。
Geekbenchのスコアはシングルコアが「1049」、マルチコアが「3044」とのこと。これまでの検証端末のなかではやや低いスコアを記録しており、端末性能はもう一歩なことがうかがえる。
スコア比較
No | 機種名 | シングルコア | マルチコア |
---|---|---|---|
1 | Xperia 1 IV | 1233 | 3489 |
2 | moto g52j 5G | 673 | 1880 |
3 | motorola edge30 PRO | 1196 | 3430 |
4 | OPPO Reno7 A | 683 | 1963 |
5 | Galaxy S22 Ultra | 778 | 3102 |
6 | Black Shark 5 Pro | 1223 | 3657 |
7 | ROG Phone 6 | 1292 | 4312 |
8 | Xperia 5 IV | 1232 | 3377 |
9 | Zenfone 9 | 1318 | 4320 |
10 | POCO F4 GT | 1230 | 3493 |
11 | AQUOS sense7 | 669 | 1932 |
12 | iPhone 14 Pro Max | 1883 | 5461 |
13 | Pixel 7 Pro | 1055 | 3231 |
14 | Pixel 7a | 1228 | 2516 |
15 | Zenfone 10 | 1987 | 5312 |
16 | ROG Phone 7 | 2026 | 5624 |
17 | motorola razr 40 | 1049 | 3044 |
※赤字が最高値、青字が最低値
続いてスマホゲームのフレームレート(fps)が計測できるアプリ「GameBench」で計測したところ、通常時はほぼ常に30fps(上限)が出ているのがわかる。戦闘の入り時に少し落ち、終わり時に約2秒ほどfpsが落ちるものの、すぐに戻っていた。
また、ゲーム中の設定にある簡易グラフィックの項目についてもオン/オフで計測してみたところ、CPU使用率が多少変化していたが、ほぼ誤差のようなものと思われる。
「グラフィック簡易設定」オフの通常戦闘時
「グラフィック簡易設定」オンの通常戦闘時
ゲームの起動時間は、タイトル画面で「ぼうけんを はじめる」をタップしてから注意文が表示されるまでの時間を計測。手動のためコンマ数秒のズレは生じるが、5回計測で平均21秒といったところだった。速い端末だと15秒ほどなので、やや遅めの部類に入る結果だ。
結論としては、これまでの検証端末のなかではやや低めの性能だとわかった。プレイ時のレスポンスはやや重めで、こころや仲間モンスターの整理で大量のデータにアクセスするときはそれなりの待ち時間が発生する。
参考価格12万5800円の「motorola razr 40」は、同社の「motorola razr 40 ultra」などよりも性能が控えめなモデル。そのため、画期的な折りたたみスマホとしてはお手頃な価格だが、ゲーム用端末としてはもう一歩といったところ。端末切り替えの際には用途を考えて検討しよう。
・「motorola razr 40」製品ページ
https://moto-bu.motorola.co.jp/products/razr40/
【ゲーム情報】
タイトル:ドラゴンクエストウォーク
ジャンル:位置情報RPG
プラットフォーム:iOS/Android
配信日:配信中(2019年9月12日)
価格:基本プレイ無料(アイテム課金型)
<制作スタッフ>
ゼネラルディレクター:堀井雄二氏
キャラクターデザイン:鳥山明氏
音楽:すぎやまこういち氏
開発:コロプラ
企画・制作:スクウェア・エニックス
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX
© SUGIYAMA KOBO
※画面は開発中のものです。
※開催期間や内容は予告なく変更することがあります。
※詳細はゲーム内お知らせをご確認ください。
※『ドラゴンクエストウォーク』を遊ぶ際は、周囲の環境に十分気を付けてプレイしましょう。
※『ドラゴンクエストウォーク』は安全に遊んでいただくための機能「ウォークモード」を搭載しております。「ウォークモード」に 設定することでスマートフォンの画面を操作しなくても、周囲のモンスターと自動的にオートバトルが実行されます。また、モンスターとのバトル以外にも、近づいたかいふくスポットにも自動で触れるため、HPやMPの回復も自動的に行なわれます。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります