寒い季節は温かいうどんが嬉しいですね。作りたてのうどんを気軽に食べられる「丸亀製麺」も冬が真骨頂。なんと師走のこの時期に、一年の締め括りになりそうな“黒毛和牛”の釜玉が登場します。
鹿児島黒牛を使用した「和牛すき焼き釜玉うどん」
丸亀製麺は12月12日より、鹿児島黒牛を使用した「和牛すき焼き釜玉うどん」を全国のロードサイド店を中心に販売。
期間限定メニューとして人気の「焼きたて牛すき釜玉うどん」のお肉を“和牛”にした、ちょっとリッチなメニューです。
「和牛すき焼き釜玉うどん」
(並)990円/(大)1130円
全国の「丸亀製麺」のロードサイド店にて
本メニューで使用するお肉は“鹿児島黒牛”。実は、ここ最近注目を集めているお肉なんです。
というのも、5年に1回開催される「全国和牛能力共進会」、別名「和牛のオリンピック」の最新大会で、全9部門中6部門で1位を獲得するという快挙を成し遂げており、さらにこの栄誉から「内閣総理大臣賞」を受賞したというお墨付きのお肉なんです。
丸亀製麺では、この鹿児島黒牛を扱うのは初めてです。
「あれ、丸亀製麺で和牛メニューってこれまでもなかったけ?」と気になった方、その通りです。丸亀製麺では神戸牛を使用したメニューを生産者の協力を得て何度か発売してきました。今年の11月にも「生七味香る 神戸牛旨だしうどん」を発売して話題になりました。
ですので、丸亀製麺フリークにとって神戸牛はある意味おなじみ(贅沢!)ですが、今度はまた違った和牛です。知名度が高い神戸牛だったり、最新の大会で評価された鹿児島黒牛だったり、特別なお肉がうどんメニューで味わえるなんてすごいことですよね。
実食した! ……え、和牛ってこんなに甘いの!?
試食会でひと足先に食べてきました!
ベースは「焼きたて牛すき釜玉うどん」。注文を受けてから、鹿児島黒牛を割り下を加えて焼きあげ、それを茹でたての釜抜き麺に盛り付けて、玉子を落として仕上げます。
贅沢にお肉だけで頬張ると、甘くて濃厚な味わい。表面を焼いているため、最初は焼肉のようなしっかりした食感が感じられつつ、口の中で次第に柔らかくほぐれていきます。
すき焼きのコッテリした甘辛い味わいなので、玉子がよく合います。うどんは、水で締めずにアツアツのまま盛り付けられた“釜抜き麺”。締めていないため、やわやわとした食感で、次第に濃い味のおだしが染みていきます。
「焼きたて牛すき釜玉うどん」に比べて、「和牛すき焼き釜玉うどん」のほうがより濃厚で“甘い”なと感じたのですが、驚くことに、いつもの牛すき釜玉が味付けに砂糖を使用しているのに対して、「和牛すき焼き釜玉うどん」は砂糖を使用していないんですって。
肉の脂が甘いので、あえて、肉由来の贅沢な味を楽しめるように仕立てているそうです。
……え!? でも、十分甘いんだよね。砂糖を使わないでもこんな甘いなんて。鹿児島黒牛おそるべし!
というわけで、鹿児島黒牛のお肉のおいしさに感動しながら、もちもちのうどんとの相性の良さを確かめつつ食べ進めていたら、気がついたらあっという間に丼が空になってしまいました。うんまかったー、和牛!!
一滴たりとも残したくない! お値打ちメニュー
実は試食会では、他のメニューも提供されて、全体の量としてはかなり多かったのですが、あまりに鹿児島黒牛がおいしくて、お腹の限界関係なく夢中で食べてしまいました。それくらい、食欲が刺激されるウマウマなメニュー。
お肉の味が染み出したおだしが美味なので、一滴たりとも残さずいただこうと思ったら、単品メニューの白ご飯(1杯140円)を頼んでおくといいかもしれません。うどんを食べて残ったおだしに入れると最後まで楽しめるぞ~!
忙しい師走を乗り切るための活力として、あるいは、今年1年の自分へのご褒美として、はたまた、年内のことをすべて忘れて多幸感に浸りたい時の特別な一杯としていかがでしょう。並990円と、丸亀製麺のメニューとしてはリッチだけど、1000円以内で日本一とも言える和牛を味わえると思えば、そう高くないのでは。
数量限定で無くなり次第終わりなので、気になった人はお早めに~!
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