週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

M11 Plus ESS Stainless SteelとK9 Pro ESS Skylight

FiiO、ステンレス筐体採用のDAPと天板がスケルトンなDAC内蔵HPA

2023年12月08日 10時00分更新

M11 Plus ESS Stainless Steel

 エミライは、FiiOブランドのハイレゾオーディオプレーヤー「M11 Plus ESS Stainless Steel」と、DAC内蔵ヘッドホンアンプ「K9 Pro ESS Skylight」を12月15日に発売する。

 M11 Plus ESS Stainless Steelは、中核モデル「M11 Plus ESS」の筐体素材をアルミからステンレスに変更したバリエーションモデル。実売価格は14万3000円前後。K9 Pro ESS Skylightは、ハイエンドモデル「K9 Pro ESS」の天板を内部回路が見えるアクリル素材とし、筐体カラーも変えたモデルで、実売価格は14万8500円前後。

M11 Plus ESS Stainless Steel

 M11 Plus ESSは、DACに「ES9068AS」を左右独立で2基搭載し、DSD 256/PCM最大384kHz/32bitの再生に対応。THXの特許技術アンプ「AAA-78」を2基搭載。出力端子は3.5mmのほか、バランス駆動用の2.5mm、4.4mmを装備。4.4mm端子はバランスLINE出力としても利用可能。クアルコムのSnapdragon 660(8コア)搭載で、SBCやAACのほか、ハイレゾ級伝送のaptX HDやLDACにも対応している。MQA再生機能やDSD変換機能も持つ。

M11 Plus ESS Stainless Steel

 強固なシールドで基板間干渉を抑制するモジュール型設計、低ノイズ・高安定性・高耐久性を実現したセパレート設計電源回路、第4世代FPGA+NDK製フェムト・クロック水晶発振器による「デジタル・オーディオ・ピューリフィケーション・システム」なども特徴。

K9 Pro ESS Skylight

 K9 Pro ESSは、DACに「ES9038PRO」をデュアル構成。DSD256/PCM最大384kHz/32bitの再生が可能。THX-AAA 788+アンプを搭載する。全段完全バランス設計。最大2100mWと高出力。3段階のゲイン切り替え機能を持つ。

K9 Pro ESS Skylight

K9 Pro ESS Skylight

 最新世代XMOSチップと2系統の超高精度水晶発振器でジッターを極限まで抑制するデュアル・フェムトクロック構成、低ノイズ・低歪を徹底したピュアな信号伝達を実現する基板分離レイアウト、デジタル部とアナログ部の電源供給を完全分離。低ノイズ・高安定性・高耐久性を実現したセパレート設計電源回路、音量の左右不均等を解決し、微細な音量調節を可能とするADCボリュームコントロール機能なども特徴。

K9 Pro ESS Skylight

 MQAのRenderer機能のほか、クアルコムの「QCC5124」搭載で、LDAC、aptX HD、aptX AdaptiveなどのBluetoothコーデックにも対応。ハイレゾ級の伝送が可能となっている。

 XLR(4ピン)/4.4mm(5極)に両対応したヘッドホン出力や高性能DAC/プリアンプとしても利用できる豊富な入出力端子も特徴。

K9 Pro ESS Skylight
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう