カシオ計算機は、耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」のレストアサービスを12月5日から専用サイトで受け付けることを同日、公表した。
思い入れがあるG-SHOCKでも加水分解によりパーツがボロボロになってしまうなどで、身に付けることはできないが保管しているユーザーには朗報となる。
G-SHOCKのレストアサービスは、古いモデルのバンドやベゼルを交換する。2018年度実施の際は、新技術「光成形技術」を用いベゼル部分を新たに制作していたが、今回は量産と同様の「鋼材金型」を新たに起工し、部品を作成する。(レストア作業の取材記事)。2018年11月1日から期間限定で、初代G-SHOCK「DW-5000C」の受け付けを開始したところ応募が殺到、さらにそのほかのモデルへの修復リクエストが集まるなど話題を呼んだ。
今回は1983年発売の初代G-SHOCK「DW-5000C」をはじめ、そのデザインを受け継いだロングセラーモデル「5600」シリーズの第一弾「DW-5600C」など8機種の修復を受け付ける。
●G-SHOCK、レストアサービス概要
・受付期間:2023年12月5日~2024年2月29日(申し込み多数の場合、早期終了の可能性がある)
・申し込み方法:レストアサービス受付専用ウェブサイト
https://gshock.casio.com/jp/restore/g-shock-origin/
・対象モデル:DW-5000C・WW-5100C・DW-5200C・WW-5300C・DW-5600C・DW-5800C・DW-1983・SWC-05
・料金:1万560円(返却送料別)
・サービス内容:べゼル・バンド・電池の交換(樹脂色が黒、色埋め色がグレーのべゼルのみ)
修復し、ユーザーの手元に返却する際は、G-SHOCK生みの親である伊部菊雄氏の「特別メッセージ入りスペシャルパッケージ」で返送するという、長年のユーザーにはうれしい趣向も計画されている。
また、G-SHOCK発売40周年と本サービスの実施を記念した、SNSキャンペーンを12月15日より実施する。
訂正とお詫び:初出時、成形にまつわる表記に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2023年12月11日)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります