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アマゾン、ビジネス・地方自治体向けAlexaを日本で提供開始

2023年12月04日 18時00分更新

 アマゾンジャパンは12月4日、「Alexa Smart Properties(アレクサ・スマート・プロパティ-)」を日本で提供開始したことを発表した。

 Alexa Smart Propertiesは、パーソナルAIアシスタントのAlexaを日本で初めてビジネス向けに提供するサービス。Alexaを高齢者施設やホテル、マンションなどのビジネスや、地方自治体などの公的サービスで利用できる。

 企業や地方自治体が、Amazonと契約するソリューションプロバイダーを通じてAlexaを大規模に一括して導入、管理、カスタマイズできる。本サービス専用のAPIやあらかじめ設定されたEchoデバイスを活用し、個々のビジネスのニーズに即して、Alexaを活用したソリューションやサービスを実装可能だ。

 本サービスは、利用者のプライバシーに配慮して設計され、利用者は個人向けのAlexa音声サービスで利用されるEchoデバイスと同様に、デバイス上部にあるマイクオフボタンを押すことで、音声の聞き取り用のマイクをいつでもオフにできる。また、本サービス用に設定されたEchoデバイスを使用するため、アマゾンに個人情報を提供することなく利用できる。

 本サービスは、ニチイケアパレス「ニチイホーム南大井」(高齢者施設)、東急ホテルズ&リゾーツ「SAPPORO STREAM HOTEL」(ホテル・リゾート)、インヴァランス「CREVISTA 品川西大井Ⅲ」(マンション)、大阪ガス「NEXT21」(実験集合住宅)、熊本市で提供する。

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