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乾電池でも内蔵バッテリーでも動く!

ネジの個数確認にも使える、ちょっと変わったデジタルスケール

2023年12月04日 18時00分更新

乾電池&内蔵バッテリーの2系統で使える

 とはいえ、このカウント機能は割と一般的で、1000円くらいの激安品に搭載されていることもあります。ではなぜB604Cを選んだかといえば、乾電池(単4形×2本)で動くだけでなく、充電式の内蔵バッテリーでも動くからです。

 乾電池は本体底面から交換可能。そして内蔵バッテリーは、USB充電器から充電できます。

底面の電池カバーを開けて装着できます

USBからの充電は、上部のmicroUSBから

 デジタルスケールは便利とはいえ、そう頻繁に出番があるわけではありません。久々に使おうとしたら電池が切れていた……なんてことはよくある話。そんな時でも充電池で動くなら、乾電池の購入・交換の手間なしに使えます。

 ただし、内蔵バッテリーは充電中にデジタルスケール機能が使えないといった欠点もあるので、その点は注意が必要です。充電時間が待てないほど急いでいるときは、迷わず乾電池で使いましょう。

 このように、その時々に合わせてどちらの電源を使うか選べるのが、B604Cの強みです。ただ、コネクターがUSB Type-Cではなく、microUSBだというのが少し残念ですけどね。

 B604Cは4つのボタンで操作します。

ON/OFF、0表示、g/kg、カウントの4つのボタンを装備

 重量のはかり方は簡単で、水平な場所に置いて電源ボタン(ON/OFF)をオン。あとは対象物を乗せるだけでOKです。

 安定しないもの、数が多いものをはかる場合は、付属のトレーを使うのがオススメ。この場合は、先にトレーだけを乗せてゼロ点補正(0表示)ボタンを押し、トレーの重量をキャンセル。その後対象物を乗せれば、トレーの重量を抜いた対象物だけの重さがはかれます。

「0表示」ボタンを押して重量が0になれば、ゼロ点補正完了です

 g/kgボタンは、単位切り替えボタン。グラム単位の表示がキログラム単位になります。といっても、小数点の位置が変わるだけなので、これといったメリットはないですが。オンスやポンドとはいいませんが、カラットへの変換くらいはあるとうれしかったですね。

 カウント機能は、ちょっと使い方が特殊なので詳しく紹介します。

 (次ページ:カウント機能でもゼロ点補正が使える!)

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