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乾電池でも内蔵バッテリーでも動く!

ネジの個数確認にも使える、ちょっと変わったデジタルスケール

2023年12月04日 18時00分更新

 料理や工作の必需品で、重さをはかるときに使う道具といえば、デジタルスケール。製品選びでチェックしたい項目はいくつかありますが、とくに重要なのが、最小単位と最大重量(ひょう量)です。

 一般的な重量をはかる用途で使いやすいのは、0.1〜1g単位、数kgの最大重量となるもの。料理全般はもちろんですが、二液性レジン(エポキシレジン)の計量なんかでも、このレンジの製品が使いやすいでしょう。

 宝石関係になると、カラット(0.2g)単位への変換機能を持つものが便利。また、最小単位は0.01〜0.001g単位のものがベター。逆に最大重量は大きくなくていいため、50〜100g程度で十分です。

 今回紹介するBOMATAの「B604C」(実売価格2000円前後)は、この中間となる0.01g単位で最大重量600gという製品。料理に使うには最大重量がやや足りず、精密な重量計測には最小単位が少し見劣りすることを考えると半端に見えますが、ポケットサイズの小物をはかるには最適です。具体的には、スマホなんかのガジェットから、モバイルバッテリーなどの周辺機器、工具、ネジなどの部品の重さをはかるのに向いています。

手に乗るくらいの小物、部品などをはかるのに最適

 とくに便利なのが、ネジなどの小さなものを数えるのに使うカウント機能。これは1個当たりの重量を記憶し、重量ではなく個数で表示してくれるというもの。数百個単位の数がある部品を数えたい、ネジを10本ずつ小分けしたい、といった時に活躍してくれます。

数値が重量ではなく、個数(pcs)になるのがカウント機能

 (次ページ:乾電池&内蔵バッテリーの2系統で使える)

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