第20回
ハイブリッドクッションは長時間装着していても蒸れにくいニャ
デカ頭でも余裕で装着できるネコ耳ヘッドセット「Razer Kraken Kitty V2」を試すニャ
本連載「最先端 “エモ”ガジェット徹底レビュー」は今回で20回目。比較的よく読まれているとのことでありがたいことです。さて本連載でレビューさせていただく製品については、担当編集と相談しながら決めているのですが、たまに「あれ、これ、なんでお借りしたんだろう?」と思う製品があります。今回のネコ耳ヘッドセット「Razer Kraken Kitty V2」がまさそれです。
これはかわいらしい、どちらかというと女性向けのガジェット。私(おじさん)がかぶって写真を撮っても、誰も得しないじゃないですか? というわけで今回の記事では特別に、アスキーグルメでおなじみのナベコさんに装着していただきました。私のレビュー写真も後半に掲載していますが、辛かったらすぐにこちらのナベコさんの写真を見て心の均衡を保ってください。
ヘッドセットとしてのスペックはKrakenシリーズと同等ニャ
この「Razer Kraken Kitty V2」はネコ耳が装着されている有線ヘッドセット。たぶん、詳細スペックよりも頭の耳のほうが気になって仕方ないと思いますが、一応書いておきます。
こちらのヘッドセットは、高音、中音、低音をそれぞれ調整できるRazer TriForce 40mmドライバーを採用しており、周波数特性は20Hz~20kHz、インピーダンスは32Ω(1kHz)、感度は92.5dB SPL/mW@1kHzです。マイクは周囲の音を遮断してユーザーの声を明瞭に捉える単一指向性を備えた「Razer HyparClearカーディオイドマイク」。周波数特性は100Hz~10kHz、マイク感度は-42dBV/Pa,1kHzです。
頭囲64cmのデカ頭の私(おじさん)でも余裕で装着できましたニャ
本体サイズは実測190×210×90mm(幅×高さ×奥行き)、重量は325g。イヤーカップの幅は43mm、長さは61mm……なーんてサイズを書いてもよくわからないですよね? 簡単に言えば、頭囲64cmのデカ頭の私でも、少し余裕を確保しつつ装着できました。既製品のオートバイのヘルメットをかぶれる方であれば、問題なく利用できると思います。
(次ページ:ネコ耳部分とイヤーカップライティングは設定可能)
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