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Apple Books日本版が10周年。「10年間のベストブック」発表

2023年12月01日 12時00分更新

 アップルは12月1日、Apple Booksが2013年にiBookstoreとして日本でのサービス提供を開始してから10周年を迎えることを記念し、「10年間のベストブック」を発表した。

 Apple Booksでは毎年ベスト作品を選出しており、10周年を迎えた今年は、10年間のベスト作品としてブックとマンガのそれぞれ5作品を選出。現代社会のありようを鋭く捉えた小説や、壮大な歴史エンターテインメント、子どもから大人までが涙した感動のファンタジー、そしてヒットを超えて社会現象にまで発展し、日本中を沸かせたマンガシリーズなど、時を重ねた今も読み手の心をつかんでいる作品を紹介している。

10年間のベストブック:小説/文学
「コンビニ人間」村田沙耶香
2020年前後の現代社会を鋭い視点で描く芥川賞受賞作。

10年間のベストブック:歴史フィクション
「じんかん」今村翔吾
極悪の武将、松永久秀を巡るエンターテインメント。

10年間のベストブック:ファンタジー
「かがみの孤城」辻村深月
居場所を探す若者たちをミステリーと共に描く感動作。

10年間のベストブック:ミステリー
「屍人荘の殺人」今村昌弘
定番の密室トリックに意外な仕掛けを用意した衝撃作。

10年間のベストブック:ノンフィクション
「黒い海 船は突然、深海へ消えた」伊澤理江
海難史上最大の未解決事件の真相を巡る迫真の一作。

10年間のベストマンガ:アクション
「鬼滅の刃」吾峠呼世晴
アニメ化され、自粛中の日本で社会現象となった人気作。

10年間のベストマンガ:恋愛/ロマンス
「聲の形」大今良時
人との関係や他者への理解の難しさを鋭く描き出す。

10年間のベストマンガ:ヒューマンドラマ
「ルックバック」藤本タツキ
マンガ家の半生を回顧する、重厚な長編読み切り作。

10年間のベストマンガ:異世界
「転生したらスライムだった件」原作:伏瀬/漫画:川上泰樹/キャラクター原案:みっつばー
ゲーム性を駆使した本作がヒットし、一大ジャンルに発展した。

10年間のベストマンガ:コメディ
「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」泰三子
交番勤務の女性警察官を、ギャグとシリアスを交えて描く。

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