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京都大学・プラットフォーム学 連続セミナーVol.24「次世代通信とプラットフォーム学」

次世代通信がどこへ向かうのか、いま起こっている変化の分析と、未来を展望する京都大学セミナー開催のお知らせ(11月30日参加費無料)

2023年11月28日 13時00分更新

本連続セミナーは、京都大学「プラットフォーム学卓越大学院プログラム」が主催し、角川アスキー総合研究所の運営協力によって実施しています。

 京都大学「プラットフォーム学卓越大学院プログラム」では「プラットフォーム学連続セミナー」と題して、一般の方も無料参加できるオープンなオンラインセミナーを、プログラムの一環として定期的に展開している。その第24回が11月30日(木)に開催される。第24回のセミナーでは、さらに進化していく「通信」をテーマに取り上げる。

次世代通信はどこへ向かうのか、いま起こっている変化の分析と未来への展望

 今回のセミナーではテレビ、インターネット、スマートフォン、IoTなど、文字通り私たちの生活のあらゆる面を覆っている通信技術を取り上げる。

 通信技術の進化は、通信速度や接続性の向上、大規模なデータ処理の実現性だけでなく、異なる産業やビジネスに対するゲームチェンジングな影響をもたらし、今後の変化が注目されている。通信速度の劇的な向上は、リアルタイムに近いレベルの接続速度を達成し、IoTやAIなどの技術と融合することにより、自動運転、遠隔医療、工場自動化、スマートシティなどの未来を一歩先に進める。

 しかしながら、すでに5Gの次の段階とも言える6Gの研究開発が世界各地で始まっていて、5G以上の超高速・大容量通信、より高度なエッジコンピューティング、人間の感覚を超えた感知・表現能力といったものが実現されていくと予測されている。また、衛星通信を活用したインターネット接続のプロジェクトも引き続き進行中で、未だ接続が難しい地域や人々にも高速インターネット接続を提供しようという動きがあることも見逃せない。また、健康、教育、防災などの公共領域でも、次世代通信技術の活用が求められている。

 これらの次世代通信技術が社会全体に広まり、人々の生活環境やビジネスの形態を大きく変えていく中、新たなサービスやビジネスモデルが創出され、経済全体の発展を牽引する可能性に迫る予定だ。

 参加無料で申し込みはセミナー開催当日の11月30日(木)正午まで受け付けている。

京都大学【プラットフォーム学連続セミナーVol.24】イベント詳細

・イベント名:次世代通信とプラットフォーム学 ~未来のコミュニケーションを担う持続可能な通信インフラとは~
・開催:2023年11月30日(木)16時45分~18時45分
・主催:京都大学プラットフォーム学卓越大学院プログラム
・協力:京大オリジナル株式会社、株式会社角川アスキー総合研究所
・事前応募性/オンラインセミナー(Zoomウェビナー)
・お申し込みはこちらから

登壇者一覧

株式会社KDDI総合研究所 先端技術研究所 所長
小西聡氏

1993年に入社後、主に衛星・固定・移動の無線通信に関する研究開発や国際標準化に従事。2014年よりLTE用の基地局やアンテナなどの周辺装置の開発を、また、2017年より5Gの実証実験や商用開発を主導。2020年より現職にて、Beyond 5G/6Gの研究開発を推進。Beyond 5G推進コンソーシアム白書分科会ビジョン作業班リーダー、総務省技術戦略委員会の委員など、多くの社外委員も務める。

工学博士 ソニーグループ株式会社 Technology Infrastructure Center 先端無線アクセス開発室 担当部長、
Corporate Distinguished Engineer (DE)、Sony Outstanding Engineer 2021、ソニーネットワークコミュニ ケーションズ株式会社事業開発部、東京工業大学 工学院 特任准教授
澤井亮氏

専門分野は、デジタル信号処理、4G/5Gをはじめとする移動通信、無線LAN、ソフトウェア無線、コグニティブ無線、ダイナミック周波数共用(Dynamic Spectrum Access: DSA)の研究、開発、法制化、標準化、新規事業開発に従事。産学官連携、国内外大学連携、日中欧の海外ラボとの連携プロジェクトを主導。DSAでは、日米欧の社会実装の立ち上げに貢献し、それぞれ英国と米国にて、商用システム認証を取得。第33回 電波功績賞 総務大臣表彰受賞。Sony Outstanding Engineer Award 2021受賞。

京都大学 プラットフォーム学卓越大学院 プログラムコーディネーター
原田博司 教授

京都大学情報学研究科教授。郵政省通信総合研究所(現 情報通信研究機構)を経て2014年より現職。5G、6G通信システム、IoT用通信システムの研究開発、標準化、実用化に従事。取得国内特許は250件以上。自身が開発したスマートメーター用無線システムWi-SUNは、全世界で数千万台導入されている。

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