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ついにFeliCa対応のモトローラ「motorola razr 40」は折りたたみ入門機に適している

2023年11月20日 14時00分更新

◆カメラはアウトディスプレーの使い方にやや癖あり

 続いてカメラを確認すると、motorola razr 40のアウトカメラは約6400万画素/F値1.7で光学式手ブレ補正対応の広角カメラと、約1300万画素/F値2.2の超広角カメラの2眼構成。フロントカメラは約3200万画素/F値2.4となっている。

背面のカメラは広角カメラと超広角カメラの2眼構成。メインカメラは約6400万画素と、motorola razr 40 ULTRAとは異なるイメージセンサーを採用している

広角カメラで撮影した写真

同じ場所から超広角カメラで撮影した写真

 広角カメラは画素数だけを見ればmotorola razr 40 ULTRAより高い。それゆえモトローラ製のカメラではおなじみの、4つの画素を1つにして暗い場所でも明るく撮影できるクアッドピクセルにも対応する。

暗い場所で撮影した写真。高い画素数を生かしたクアッドピクセルと光学式手ブレ補正により、暗い場所でも明るく撮影できる

こちらは夜景モードで撮影した写真

 もちろん折りたたみ型であることを活かしたフレックスビューでの撮影にも対応。本体を90度近くに折り曲げれば上部をカメラビュー、下部をコントロール画面に分割して撮影できるのは便利だ。

フレックスビューを活かし、上部の画面でカメラビューを見ながら下部の画面でシャッターを押す、といった撮影ももちろん可能だ

 また先にも触れた通り、本体を閉じた状態でアウトディスプレーをカメラビューにし、セルフィーを撮影することも可能だ。カメラは電源キーを短く2回連続で押すと起動できるが、モトローラ製端末ではおなじみのジェスチャー操作を用い、手首をひねるようにして本体を2回振ることでも起動できる。

 通常タイプのスマートフォンでは使いどころが難しかったジェスチャー操作だが、折りたたんだ状態での操作に制約のあるmotorola razr 40でカメラを呼び出す際には非常に便利だと感じた。

アウトディスプレーをカメラビューとして利用することも可能。本体を閉じた状態でのカメラ呼び出しにはジェスチャー操作が便利だ

 ただ一方で、アウトカメラの画面が狭く横長ということもあって、写真の中央に自分がうまく収まるよう撮影するのが意外と難しい。何度か撮影して慣れる必要がありそうだ。

実際にアウトディスプレーを見ながら初めてセルフィーを撮影した写真。位置や距離の間隔がつかみづらく、離れてしまっているのが分かる

 ちなみにアウトディスプレーにはもう1つ使い方があり、本体を開いて撮影する際にアウトディスプレーにアニメーションを表示し、撮影される側の気を引いて目線を向けやすくできるようにもなっている。カメラに顔が映し出されている限りアニメーションは表示されているので、興味が移りやすい子供などを撮影する時に役立つ機能といえそうだ。

アウトディスプレーにアニメーションを表示することで、目線を集めやすくする機能も搭載されている

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