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耐アルコール性に優れたインクを使用

研究者向け「リサーチラボペン」とにかく消えにくい

2023年11月15日 07時30分更新

耐アルコール性タイプ。凍結面や結露面にも筆記できる「リサーチラボペン」

 コクヨは、11月15日に理化学系の研究所などでの使用を想定したマーカーペン「リサーチラボペン」(実売価格396円)を発売。これまで研究環境では、容器に書かれた文字がアルコールなどの薬品によって消えてしまうという問題や、狭いスペースへの筆記の困難さ、結露や凍結した面への書き込みが難しいといった課題があり、リサーチラボペンはこれらに対応するため開発された商品となる。

 まず、アルコールに耐性があり速乾性に優れたインクを使用しているため、薬品が付着しても文字が消えにくい。次に、ペン先が約0.6mmと細く、硬い素材を用いているため、狭いスペースにも細い筆記線で書き込むことが可能だ。さらに、水と混ざりにくい特殊なインクを使用しているため、結露した面や凍結した面への筆記もできる。インクの色は黒と赤の2色展開となる。

 Amazonの公式販売ページでは、発売前から黒インクver.が一時的に在庫切れとなるほどの人気。ヨドバシカメラの通販でも取り扱っている。

結露した容器(左)と凍結した容器(右)。水と混ざりにくい特殊なインクのため、結露や凍結した面に筆記ができる

筆記面にアルコールが付着しても文字が消えにくい。こちらは一般的な油性ペン(左)とリサーチラボペン(右)の比較

ペン先が細く、小さい容器にも書き込みやすい。使用上の注意点として、縦置きでの保管は厳禁とされている。薄くなった場合は先端を下向きに1日に置くと戻るとのこと

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