パナソニックは10月17日に、フルサイズミラーレスカメラLUMIX Sシリーズの最新モデル「LUMIX S5Ⅱ&S5ⅡX」の、ファームウェアのアップデートを発表した。「手持ちハイレゾモード」や「AFポイントスコープ」など、新機能が追加となる。
新ファームウェアは、S5ⅡがVer.2.2、S5ⅡXがVer1.3で、10月24日よりダウンロードが可能となる。
●手持ちハイレゾモード
発売間近の「G9PROⅡ」で初採用された、手持ちでのハイレゾ撮影が可能となる。手ブレ自体の画像ずれを利用することにより手持ちでのハイレゾ撮影に対応し、重たい三脚を持って行けない登山や、三脚撮影が禁止されている場所などで手軽に自由度の高いハイレゾ撮影が可能になる。
●AFポイントスコープ
狙った被写体にフォーカスを合わせて、フォーカスが合った部分を拡大表示できる機能。ライブビューファインダーの強みを活かし、被写体を拡大表示してピントの確認をしたり、望遠鏡のように被写体の観察などができる。
●ハイレゾモードの長秒撮影(1秒→8秒)
ハイレゾモードで最長8秒の長秒撮影に対応する。これにより長秒ノイズ除去を組み合わせることで、夜景や暗い収蔵庫内の美術品、工芸品、洞窟内の遺跡など、低照度下でもノイズの少ない高解像なハイレゾ撮影が可能となる。
●MFアシスト20倍へ拡張
MFアシストの全画面拡大表示の最大倍率を20倍まで拡張きるようになる。高精度でのMFが可能なほか、天体撮影の被写体となる星のような小さな点光源に対しても、モニターやファインダー上で拡大し、確認しながらピント合わせができる
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