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機能が足りない!? 思わぬリスクも…無料のiPad動画編集アプリを選ぶならここに注意すべし

2023年10月26日 09時00分更新

まずは「iMovie」から使ってみるのも一つの手

 無料アプリは、やはり費用がかからないのが大きなメリットだ。なので、とりあえず使ってみたいといった人も手を出しやすい。最も手っ取り早く使えるのが、iPadにインストールされている「iMovie」だ。

 「iMovie」は、ユーザーアカウントを登録する必要もなく、完全無料で利用できる。また、普通の動画編集アプリとしての機能だけでなく、選択した素材を自動でつなげて仕上げてくれる自動編集機能も備わっている。何よりアップルが提供するアプリなので、iPadに最適化されているのが大きなメリットだ。

iMovieの「マジックムービー」というモードなら、動画や写真を選ぶだけでいい感じの動画を自動作成してくれる。編集に慣れていない人でも簡単に動画を作れるのがポイント。

 ただし、「iMovie」の編集画面はシンプルで、できることの自由度は低め。そのため、動画編集のとっかかりとしてはいいが、本格的な編集作業をしていきたいと考えているなら、はじめから別のアプリを検討したほうがいいだろう。

タイムラインに映像を乗せてカット編集するなどの作業もできる。ただし、凝った動画を作るには自由度が低い。

 今回は、無料動画編集アプリの思わぬリスクや選び方について解説した。無料アプリの場合、多くの人が使いたいと考える機能は有料プランへのアップグレードが必要になるケースも少なくない。もし、目的の機能が無料版では使えないのなら、最初から有料のアプリを選択したほうがいいかもしれない。

 そこで次回は、おすすめの有料アプリを取り上げたい。安価ながら、本格的な編集機能を持つ「LumaFusion」を使った編集方法を紹介しよう。

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