2023年冬発売の新製品もお披露目
また、2023年冬発売の製品も今回の説明化で紹介され、一部製品を体験することができた。
まずは「BlackShark V2 HyperSpeed」、本製品はeスポーツ向けゲーミングヘッドセットの“BlackShark”シリーズの新製品となる。上位モデルの「Razer BlackShark V2 Pro」と比べると、280gと軽量で有線接続に対応する。
廉価版製品の位置づけながら、「Razer HyperClear 超広帯域マイク」というマイクを搭載。一般的なヘッドセットではサンプリングレートが16kHzの物が多い中、本製品では32kHzに対応している。
会場では「Razer Fujin Pro」もおかれていた。Razerでは「Razer Iskur」のようなゲーミングチェアも展開しているが、このRazer Fujin Proはどちらかというとオフィスワーク向けのチェアらしい形状をしている。
座面は上下はもちろん前後への調整も可能。腰を支えるランバーサポートも深さや、アームレストも上下、前後、左右、回転と調整できるため、姿勢に合わせて細かく設定できる。背もたれにはメッシュ素材を採用しているため、通気性がよく長時間座っても汗などで蒸れづらいのも利点だ。
また、「Razer Analog Optical Switch Gen-2」という新たなスイッチを搭載した「Razer Huntsman V3 Pro」シリーズも紹介された。スイッチのアクチュエーションポイントを0.1~4.0mmと幅広い範囲で設定できるようになっているため、ユーザーの好みに合わせた調整ができる。
Razer Analog Optical Switch Gen-2では、特定の深さに達した時にキーの入力を感知するのではなく、キーの動いている方向(押し込まれているか、戻っているか)によって入力の有無を感知できる。これによる「Rapid Trigger」モードによって、キーの戻りを待たずに高速な連打を認識できる。
Razer Huntsman V3 Proシリーズには、フルサイズとテンキーレス、60%レイアウトの3サイズがあり、それぞれに日本語配列/英語配列を展開予定だという。
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