OPPOは、「Reno」シリーズの日本向け新製品「OPPO Reno10 Pro 5G」を10月6日から順次発売すると発表した。今日28日14時から予約受付を開始する。MNOではソフトバンクが提供、そのほかMVNO、単体でも販売される。
今年は「Reno9 A」に続く、日本向けカスタマイズ機
カメラも充電速度もワンランク上の性能
OPPOの国内向けカスタマイズモデルは、1年に1モデル、今年は「OPPO Reno9 A」がすでに6月に発売されていたが、それに続く新製品が登場した。Snapdragon 778GやOIS対応カメラ、80W急速充電など、Reno9 Aと比べると、ワンランク上の性能を持っていることが特長となる。
OPPO Reno10 Pro 5Gの注目点は、やはりカメラとなりそうだ。メインには1/1.56型とこのクラスとしては比較的大型で5000万画素のソニー「IMX890」を採用。このメインカメラはOIS対応。これにポートレート撮影のほか、食事やペットの写真など、日常で利用機会が多い光学2倍の3200万画素の望遠カメラ、800万画素の超広角カメラを組み合わせた3眼構成。また、インカメラの3200万画素カメラも含めて、すべてソニー製センサーが採用されている。
デザイン面では、グロッシーパープルとシルバーグレーの2色のカラバリを採用。前者は光沢感のある仕上げで、後者はOPPO端末ではおなじみの背面加工技術「OPPO Glow」により、サラサラとした手触りと、方向性を変えているのが興味深い。ディスプレーはReno9 Aの6.4型有機ELより、一回り大きい6.7型有機EL(1080×2412)を搭載。それでいて本体サイズは約75×163×7.9mm(Reno9 Aは約74×160×7.8mm)と大きく変わらず、重量も約185gと比較的抑えられている。なお、ディスプレーは120Hzリフレッシュレート対応。
前述した80W急速充電に対応したバッテリーは、容量も4600mAhと十分なもの。ほぼ空の状態から、約28分で100%、約10分で48%まで充電可能としている。
そのほか主なスペックは、Snapdragon 778 5G、8GBメモリー(ストレージの利用で16GBまで拡張可)、256GBストレージ、画面内蔵指紋センサー(+顔認証)、Android 13ベースのColorOS 13など。なお、FeliCa対応だが、防水・防塵についてはIP54と本格的な防水性能とまでは行かないので注意が必要。SIMスロットはnanoSIM×2で、nanoSIM+eSIMでも利用可能となっている。
「OPPO Reno 10 Pro 5G」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6.7型有機EL 120Hz対応 |
画面解像度 | 1080×2412 |
サイズ | 約75×163×7.9mm |
重量 | 約185g |
CPU | Snapdragon 778G 5G(8コア) |
内蔵メモリー | 8GB |
内蔵ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | ―― |
OS | Android 13(ColorOS 13) |
対応バンド | 5G NR:n3/28/77/78 4G LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17 /18/19/26/28/38/41/42 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
無線LAN | Wi-Fi 6 |
カメラ画素数 | 約5000万画素 +約3200万画素(光学2倍) +約800万画素(超広角) イン:約3200万画素 |
バッテリー容量 | 4600mAh(80W対応) |
Qi | × |
FeliCa/NFC | ○/○ |
防水/防塵 | △/△(IP54) |
生体認証 | ○(画面内指紋+顔) |
SIM形状 | nanoSIM×2(nanoSIM+eSIM) |
USB端子 | Type-C |
イヤホン端子 | × |
カラバリ | グロッシーパープル、シルバーグレー |
発売日 | 10月6日 |
実売価格(SIMフリー版) | 約8万円 |
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