週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

CMS「Movable Type 8」RC版を公開。共有プレビューなどを追加

2023年09月27日 16時30分更新

 シックス・アパートは9月27日、CMSプラットフォーム「Movable Type」の次期バージョン「Movable Type 8」のリリース候補版を公開した。Movable Type 8の正式公開日は、11月1日を予定している。

 リリース候補版は、主にウェブサイトの構築や運営に関わるディレクター、デザイナー、エンジニア、Movable Typeのプラグイン開発者を対象にした検証用のバージョンとなり検証用環境にインストールし、最新の機能や改善点を事前に体験できる。

 Movable Type 8では、さらに長く使い続けられるCMSプラットフォームとして進化すべく、漸進的な機能開発を継続し、長期間の利用を想定しアップデートとメンテナンスをしやすくするための基盤を強化している。Movable Typeソフトウェア版とAMI版は1年ごと、クラウド版では3ヵ月ごとにリリースする。重大なバグやセキュリティーに関する修正はソフトウェア版とAMI版にも適宜提供される。

 互換性に関わる機能変更や廃止は、ソフトウェア版とAMI版のリリースのタイミングで実施。互換性が大きく崩れるようなアップデートや大幅なユーザーインターフェースの変更は予定していないという。機能追加や機能改善は、互換性が確保できるものは3ヵ月に1度のクラウド版のリリースで随時提供する。

 加えて、Movable Type 8ではさまざまな機能追加、改善、役割を追えた機能の廃止、その他にもパフォーマンス改善や不具合を修正している。リリース候補版で試せる新機能の一部は以下の通り。

・共有プレビュー機能:一時的なプレビューではなく、公開前に他の人に確認してもらえるパスワード設定可能なプレビューページを生成できる。
・新しいブロックエディター機能:記事やコンテンツタイプをブロックを組み合わせて編集できる機能。コンテンツの内容やデザインに合わせた、カスタムブロックも作成可能。
・管理画面の多要素認証:Movable Typeの管理画面のサインインで多要素認証を利用可能。TOTP(Time-based One Time Password)による2要素認証に対応する。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります