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ウェブサイトだけでなくSNSやデジタルサイネージなど、多彩なコンテンツ先に対応

シックス・アパート、「Movable Type 7」のベータ版を公開

2018年02月28日 14時30分更新

「Movable Type 7」

 シックス・アパートは2月28日、CMSプラットフォーム「Movable Type」の最新バージョンとなる「Movable Type 7」のベータ版を公開した。正式リリースは5月のゴールデンウィーク明けを予定している。

 Movable Typeは企業、自治体、官公庁など日本国内で5万以上のウェブサイトで活用されているコンテンツ管理システム。画像・動画・音声といった多種多様なコンテンツを管理し、ウェブページの生成や配信などに利用する。ベータ版の公開はおもにウェブサイトの構築や運営に関わるディレクター、デザイナー、エンジニア、プラグイン開発者を対象としている。

コンテンツ管理画面 

 新バージョンで強化された点としては、ウェブサイトだけでなくSNSやアプリ、デジタルサイネージ、ウェアラブルデバイス、印刷物など多様化するメディアに合わせ、「コンテンツタイプ」(コンテンツに含まれる情報をまとめて運用しやすくしたもの)を配信先に合わせて最適化。また、これまでのウェブページや記事だけでなく、ニュースやイベント案内といったコンテンツ内容に合わせた投稿画面の設計も可能。Movable Type 6から搭載しているData APIも強化され、コンテンツタイプ関連のエンドポイントもAPIから操作できるようになった。

 ソフトウェア版ライセンス1本分の価格(9万7200円)で、3月31日までMovable Type 6.3の利用権とテクニカルサポート、Movable Type 7利用権と1年間のメンテナンス(最新バージョンのダウンロードおよびテクニカルサポートの提供)を得られる「Movable Type 6&7」をライセンス販売する。Movable Type 7正式リリース後にはMovable Type 6と同時にMovable Type 7を利用できる。

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