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iPhone登場で購入意欲がそそられた今だから、MNP1円で買えるスマホやオトクな機種を探した

2023年09月24日 12時00分更新

 最新iPhoneが今年も登場した。iPhone 15シリーズはUSB-Cの搭載が話題で、ここ数年では一番と言っていいほどに購入意欲をそそられてしまうが、iPhoneは10万円以上する時代でなかなか手が届きにくい。そこでこの9月時点で、とにかく安く買いたい人や実用性能を手頃な価格で得たい人向けに、MNPでの加入で1円で購入できる製品や、もう少し高くてもコスパ良好でオトクな機種を探した。

iPhone登場で購入意欲がそそられた今だから、MNP1円で買えるスマホやオトクな機種を探した

OPPOの人気ミドル機「Reno9 A」。SIMの仕様が若干異なるモデルが、Y!mobileではMNPでの契約を前提に4980円で売られている

OPPO Reno9 AはY!mobile&MNPで4980円
ただし、SIMフリー版とはSIMの仕様に違いあり

 今、端末込みでオトクなキャリアとして、まず頭に浮かぶのはY!mobile。本連載でもモトローラ「moto g53y 5G」を取り上げているが(「新規1円、オークションで1万円強の全部入りスマホ、モトローラ「moto g53y 5G」は使える?」)、十分に使える1円機種を揃えていることが特徴。さらに直近になってOPPOの最新機種「Reno9 A」の特価販売が始まった。

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MNPで1円のモトローラ「moto g53y 5G」。メモリーこそ4GBだが、全部入りの“使える”スマホだ

 公式オンラインショップの価格はMNP時に4980円と、さすがに1円とはならないが、ヤフーにあるY!mobileオンラインストアでは4980円という特価に加えて、条件を満たせばPayPayポイントが最大6000円分付与される。

iPhone登場で購入意欲がそそられた今だから、MNP1円で買えるスマホやオトクな機種を探した

Y!mobileのヤフー店ではさらにPayPayでのポイント還元という特典も

 この6000円の付与の条件とは、申し込み4ヵ月後の1ヵ月間にPayPay利用時に20%還元され、その上限が6000円というもの。そのため、6000円分をもらうためには3万円以上の買い物が必要。加えて料金プランはシンプルMまたはLに限られるため、条件が厳しいと感じるかもしれない。

 それでも、PayPayをスーパーマーケットなど、日常の買い物に頻繁に使っている人にとってはそれほど難しくないかもしれない。なお、Y!mobile契約者はYahoo! IDと連携させることでYahoo!プレミアムが無料で使えるなど、関連した特典もある。

 Reno9 A自体を簡単に紹介をしておくと、この価格で買える機種のなかでは機能も性能も最高クラス。前年モデルの「Reno7 A」から大きな進化は見られないといった評価もあるが、メモリーは6GBから8GBに増量され、Reno7 Aよりも快適に使える期間は確実に長いと考えられる。

 Reno7 Aからの買い替えはメリットがほぼないが、もう少し古い機種からの変更なら、機能も全部入りで多くの人が不満なく使えるだろう。

 ちなみに単体で販売されている通常のReno9 Aは、nanoSIM×2とnanoSIM+eSIMの両方でデュアルSIMが利用できるが、Y!mobile販売分はnanoSIM+eSIMだけとなっている。OPPO機の特徴でもある物理SIM2枚のサポートを期待している人は注意してほしい。

MVNOの格安SIMではIIJmioが孤軍奮闘中
1000円以下のモデルから、モトローラのハイコスパ機まで

 続いてオトク機種を多数販売しているのがIIJmio。MVNOの格安SIMではOCN モバイル ONEというライバルがあったが、ドコモに統合されて新規受付が終了してしまった。今やMVNOの格安SIMの契約ついでに、スマートフォンをオトクに買おうとするとIIJmio一択しかないと言ってもいい。

 現在、IIJmioで0円に近い特価機種だと、「OPPO A55s 5G」が110円、シャオミ「Redmi 12C」の980円。この2機種以外なら5G対応の「OPPO A55s 5G」がオススメだ。Redmi 12Cのほうが新しい機種ではあるが、性能や仕様が十分とは言えず、やや勧めにくい機種だ。

iPhone登場で購入意欲がそそられた今だから、MNP1円で買えるスマホやオトクな機種を探した

MVNOの格安SIMでは孤軍奮闘のIIJmio。格安モデルから、ミドルクラスの人気製品、個性派スマホまでさまざまな機種が契約時にオトクに購入できる

 もう少し上の金額では、2990円のシャオミ「Redmi Note 10T」が全部入りで、しかもIP68の防水防塵対応。また、昨年の人気モデル、モトローラ「moto g52j 5G」のメモリーを増量して、8GBになったモトローラ「moto g52j 5G II」が9980円と1万円切り。FeliCa対応でサクサク動く性能、防水防塵の全部入りといった点ではお買い得だろう。

 また、IIJmioの場合、最安機種だけではなく、もう少し上の性能の機種を加入特典で安く買うメリットもある。

 たとえば、ミドルレンジでも上のほうに位置し、防水もFeliCaも全部入りのmotorola edge 40は3万9800円。モトローラ機は素のAndroidに近いので、扱いやすい人も多いはず。単体購入するより、大幅に安くなっている。

 ほかにも「Nothing Phone (2)」やASUS「ROG Phone」シリーズ、iPhoneの良品中古が割引購入できるなど、選択肢が多いので、IIJmioの端末ラインナップのチェックは忘れないようにしたい。

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