今年はiPhoneの当たり年! iPhone 15もiPhone 15 Proもお勧め!【先行レビュー】
まだまだある15 Proの新機軸
iPhone 15 Proシリーズだけは、TSMCの3nmプロセスルールで生産されたA17 Proを搭載しているということで、卓越した性能を発揮するはずだが、もはや通常の利用ではiPhone 14 Proとの違いは分からない。3Dゲームをやってみれば違いを感じるかと思ったが、別にiPhone 14 Proでも不足を感じることはないので、これまた違いは分からない。発売までは、ベンチマークアプリは使えないので、A17 Proの性能については発売の22日をお待ちいただきたい。
その他、利用シーンを大きく変えるのがUSB-Cポートの採用だろう。
iPhone 14 Proシリーズに採用されているUSB-Cポートはアップル言うところの「USB 3」規格の通信を実現している。これは一般的な規格で言えば「USB 3.2 Gen 2」で、10Gbpsの通信速度を実現している。上をみればキリはないが、とりあえず必要充分な速度だといえるだろう。
ただし、付属のケーブルは「充電用」を想定したもの。USB 2規格(USB 2.0)なので、高速データ通信を行うためには、USB 3.2 Gen 2対応のケーブルを別途用意する必要がある。
充電に関しては最大27Wの充電が可能ということで、手元にあったAnkerの65Wチャージャーで試してみたところ8.2V×2.9A=23.78Wぐらいの数字は出たので(iPhoneがバッテリーの状況に合わせて充電を細かく制御するので、常に最大電力で充電するわけではない)、公称スペックぐらいの充電速度はありそうだ。20W以上のアダプターを使えば、空の状態から、約30分で50%の容量まで充電できるのだそうだ。
また、アクションボタンの追加もiPhone 15 Proシリーズならはの魅力。消音ボタン、カメラや、拡大鏡など、よく使う機能を一発で呼び出せて便利だ。
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