週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

今年はiPhoneの当たり年! iPhone 15もiPhone 15 Proもお勧め!【先行レビュー】

付属のUSB-Cケーブル。被覆はファブリックの編み込みで質感が高い。充電用ケーブルとしてすべてのiPhone 15シリーズに同梱されている

まだまだある15 Proの新機軸

 iPhone 15 Proシリーズだけは、TSMCの3nmプロセスルールで生産されたA17 Proを搭載しているということで、卓越した性能を発揮するはずだが、もはや通常の利用ではiPhone 14 Proとの違いは分からない。3Dゲームをやってみれば違いを感じるかと思ったが、別にiPhone 14 Proでも不足を感じることはないので、これまた違いは分からない。発売までは、ベンチマークアプリは使えないので、A17 Proの性能については発売の22日をお待ちいただきたい。

 その他、利用シーンを大きく変えるのがUSB-Cポートの採用だろう。

 iPhone 14 Proシリーズに採用されているUSB-Cポートはアップル言うところの「USB 3」規格の通信を実現している。これは一般的な規格で言えば「USB 3.2 Gen 2」で、10Gbpsの通信速度を実現している。上をみればキリはないが、とりあえず必要充分な速度だといえるだろう。

 ただし、付属のケーブルは「充電用」を想定したもの。USB 2規格(USB 2.0)なので、高速データ通信を行うためには、USB 3.2 Gen 2対応のケーブルを別途用意する必要がある。

 充電に関しては最大27Wの充電が可能ということで、手元にあったAnkerの65Wチャージャーで試してみたところ8.2V×2.9A=23.78Wぐらいの数字は出たので(iPhoneがバッテリーの状況に合わせて充電を細かく制御するので、常に最大電力で充電するわけではない)、公称スペックぐらいの充電速度はありそうだ。20W以上のアダプターを使えば、空の状態から、約30分で50%の容量まで充電できるのだそうだ。

 また、アクションボタンの追加もiPhone 15 Proシリーズならはの魅力。消音ボタン、カメラや、拡大鏡など、よく使う機能を一発で呼び出せて便利だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事